盛者必衰の…

ジャニーズ事務所でまたまたタレントが退所となりました。

ジャニー喜多川さんが亡くなられてから7人目です。

求心力が失われたことは間違いないですが、

これほど立て続けてとなると、事務所の体制に何か問題があるのではないかと思います。

アイドルの定義。アイドルであり続けること。

これはものすごく大変なのではないかと思います。

アイドルに年齢制限はありませんが、30歳を超えた大人が、10代の頃と同じなわけがありません。

経験を積めば積むほど、自分の方向性やチャレンジしたいことが変わってくるのは当然です。

もしも、事務所が求めるものが、ずーっと同じで

テレビの視聴率稼ぎやコンサートの動員のためだけの活動に縛られたら、

人としての成長が感じられないかもしれません。

さらに、30歳半ばを超えると、先行きも不安になり、

今がチャレンジできる最後のチャンスかもしれない、

と思うのも当然のことです。

これまで、大きな事務所を退所すると仕事が来なくなる、

ということが言われおり、実際にその傾向は否めません。

エンターテインメントとは、人に夢を与えることだと思うのです。

もちろん、辞め方など筋を通すことも大切でしょう。

これまで育てたタレントが自分のわがままで辞めていくとなれば、

事務所側もたまったものではないはずです。

ファンに夢を与えられるような環境を作ることが

これからの芸能プロダクションに求められているように思います。

そして、タレントはその期待に応えること。

芸能界が一般人に夢を与え続ける存在であることを望みます。