「易」と映画と「名文鑑賞」

タイトルの通りです。

ゲットバッカーズ ☆☆☆☆

2015年09月15日 22時57分41秒 | 映画
ゲットバッカーズ ☆☆☆☆

夕寝をしたおかげで、良い映画を見られた。
どうして日本で未公開なのだろう?
何故、コメディとして分類されているのだろう?
どうしてもコメディとしたいなら、シリアスコメディでどうだろう?
私なら、よくまとめられた群像劇としておく。

予定調和を厭わずに、最後に上手く収束させる技術は、エディターの技量かと思料する。
93分となっているが、中身だけ観ると85分ほどの短さに、上手く収められている。
退屈させないで、充分に説得力のあるスクリーンプレイだった。

丁度「楽観脳と悲観脳」を見ている時だったので、劇中の主題のひとつであろうと思われる「長年の悪い習慣も変えられる」という自己啓発については、唸らされた。
しかも、毎日のウォーキング中に呟いている英語の格言と同じような自己啓発の文句が出てくるので、なおさら共感させられた。

正に、偶然に出会ったB級娯楽映画の傑作!!

以下引用
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You can’t get away from yourself by moving from one place to another.
Ernest Hemingway (アーネスト・ヘミングウェイ)
あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。

He who is no courageous enough to take risks will accomplish nothing in life.
Muhammad Ali (モハメド・アリ)
リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる。


ゲットバッカーズ
9/15(火)よる9:00 WOWOW 番組紹介

番組紹介/解説
T・ベレンジャー、S・スタローン、K・セジウィックほか、豪華多彩なキャストが顔をそろえて軽妙なアンサンブルを繰り広げる、本邦劇場未公開のオフビートな群像喜劇。
正体不明の著者が書いた評判の自己啓発本をめぐって、ゴシップ記者や潜入捜査官、駆け出しの新人女優など、さまざまな男女が不思議な人間模様を織り成す様子を、「15ミニッツ」のJ・ハーツフェルド監督が軽妙に描写。人前には出たがらない著者を「山猫は眠らない」シリーズのベレンジャーが渋く演じるのをはじめ、ハーツフェルド監督とはかつて大学時代にルームメイトだったというスタローンや、「マチェーテ」シリーズのD・トレホ、「そんな彼なら捨てちゃえば?」のK・コナリーなど、豪華多彩な顔ぶれが集結。
※初回放送時の情報を掲載しております。
原題 Reach Me
製作年/製作国/内容時間 2014年/アメリカ/93分
ジャンル コメディ
内容/物語
「この本を読んだおかげで自分は生まれ変わることができた」と、元犯罪者のラッパーがTVのトーク番組で熱く語ったのをきっかけに、無名の著者が書いた「救いの手」という自己啓発本が、一躍評判を呼ぶことに。女性受刑者のコレットやマフィアのフランクらも、やはりその本を読んで感化される一方、ゴシップ記者のロジャーは、上司のジェラルドから命じられ、謎めいた著者の正体と居場所を突き止めるべく調査を開始するのだが…。
出演
役名 役者名
テディ トム・ベレンジャー
ジェラルド シルヴェスター・スタローン
コレット キーラ・セジウィック
ロジャー ケヴィン・コナリー
フランク トム・サイズモア
ヴィック ダニー・トレホ
スタッフ
監督 ジョン・ハーツフェルド 製作 レベッカ・チェイニー
製作 カシアン・エルウィズ 製作 ジョン・ハーツフェルドほか
脚本 ジョン・ハーツフェルド 撮影 ヴァーン・ノーブルズ・ジュニア
音楽 ツリー・アダムズ