arata-tokyo-jp's blog(Henry Nagata)

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点字の通信講座を始めました

2009年03月15日 18時34分37秒 | 日記・お知らせ
昨日、点字点訳入門講座のテキストが届きましたので、早速勉強を始めています。
一応六ヶ月で基本的な事は学習出来るようですが、4冊あるテキストの内、
1冊目は、50音・数字・アルファベット・・・などを読めるようにする。
2冊目は、実際に点字を書く、つまり覚えた点字を左右逆から点字器を使って書く。
3冊目は、点字を正しく読みやすくする「分かち書き」の学ぶ。
4冊目は、詩や短歌などの簡単な点訳作品を完成させる。
・・・というスケジュールになっています。

見てみますと、1冊目だけでも結構内容が濃いのに驚きました。
1冊目はもっと優しい内容だと思っていたのですが・・・
先ず50音をしっかり覚えておかないと、次の数字・アルファベット・その他の記号などを読めるはずがありません。
焦らずにじっくり行くしかありません。

ところで、「点字名刺」をネットで調べてサンプルをいくつか見ていたのですが、ちょっと疑問を感じましたので書いておきます。
それらの点字名刺は、一番大切な名前の上に、点字が重なって打たれていました。
つまり印刷された文字に、点字のデコボコが重なっていますから、印刷された文字が崩れてしまって見ずらいのです。
つまり美しくありません。
美しくないものは、一般に普及させる事は出来ないと思います。

もし、点字名刺が視覚障害者の為だけに使用するのであれば、文字を印刷しないで、白い用紙に点字だけを打てば良いのです。
これは見た目がキレイだと思います。
でも、一般の人との間で使用するのであれば、大切な名前が崩れていたのでは、美意識を疑われてしまい、使い物にはなりません。
一般の人の感覚を無視していては、バリアフリーではなくなってしまうと思います。

私の「バリアフリーサイトを目指して・・・」というサイトにしましても、視覚障害者の為だけに作ったサイトであるならば、デザインは全く無視して、実用本位のサイトにすれば良いわけですが、これでは私の美意識が許しません。
派手なデザインは私自身好きではありませんし、また必要もありませんが、一般の人たちの美意識を無視するわけにもいきません。
ですからバリアフリーなのです。

そんなわけですから、近い将来私が手作りの点字名刺を作る時には、印刷の文字と重ならない、美しい名刺にしたいと思っています。
こういうことを考えてみましても、世の中のバリアフリーには、まだまだ改善の余地があるようです。
私が始めた通信講座は「ユーキャンの点字・点訳入門講座」です。

<追記> 2020.12.15
 goo のアクセス解析を見ますと、古い記事を読まれている方もおられる事が分かりました。
 古い記事は Yahoo のホームページ(ジオシティーズ)にリンクしていた為、サービス終了後の現在では、画像や音源などは全てリンク切れとなっています。
 気が付き次第修正はしていますが、中々間に合いませんので、興味のある方はお手数をおかけしますが、新しいホームページをご覧下さい。
  ↓
Henry Nagata(aratan.iza-yoi.net)

サイト内の点字のコーナーはこちらです。
  ↓
点字と音声読み上げソフト(サンプル集)

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