元気になる言葉

昨夜、また強い余震が東北地方を襲い、同時に津波警報も出されました。
被災地ではあの悪夢の記憶が蘇ったに違いありません。
地震以降、頑張り続けている被災者の方々の心情を思うと、胸が痛みます。
十分耐え頑張っているのに、更に頑張ってください、という言葉はもうとても言えません。

「天災は乗り越えられなかったけど、困難は乗り越えていける！頑張って行こう。」
先月末、被災地での小学校の卒業式で、最後に卒業生のお父さんが子供達に言った言葉でした。
やっとの思いで渡すことの出来た卒業証書。
でも、学校はもう無く、思い出はそれぞれの胸の中にあるだけ。
そんな厳しい現実を受け入れなければならない子供達。
私はこの様子をテレビで観ていましたが、胸が張り裂けそうでした。

一日も早く被災された方々に立ち直ってもらい、少しでも希望を持ってもらわなければ！
生きる気力を取り戻してもらいたい。。
私達に出来ることは限られているけれど、とにかく元気な者達が支援していくことにつきます。

数日前の新聞の折り込み広告に、目が止まりました。
私がよく知る地元の家具屋さんが元気一杯に呼びかけていました。奥様の人柄が伝わります。
「大変ですが、日本の春はみんなにやってきます。田畑を耕し心を込めてお米や野菜を作りましょう！
被災された方々に、夏にはきゅうりやなすを、秋には新米を食べて頂きましょう。
花を育てましょう！皆さんが、このあたりに来られたら見て頂きましょう。」（池田町池田の“フジヤ家具”さん）

この広告に、心が洗われました。うちも、そろそろ花を植えなければ、と思います！
久々に家具屋さんにも足を運んでみようか・・（オーナー'娘）