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引っ越し

2007年05月23日 17時37分13秒 | アラスカ
前回の更新から早いことに1年が経過しようとしている。
この一年間はとても困難なことが多く起こり、特に仕事面で非常に消耗し、疲弊し続けた毎日だった。本当に長く感じた1年であった。
このたび晴れて中米への引っ越しが決まり、その諸準備でバタバタ梱包や自宅の退去作業を行っている。仕事柄引っ越しには慣れているはずなのに、引っ越しの面倒さにはいつも閉口する。
荷物にはそれぞれ想い出が大なり小なり染み込んでおり、そして、引っ越し作業はその「想い出」との闘いだと思う。
アラスカでの荷物がかなり増えた。すべてを抱えていくことはできない。
さぁ、梱包作業を進めよう。
まずは取り急ぎお知らせまで。

追伸:
ハバネロは、一株枯れてしまいましたが、残り一株はこの冬を乗り越え、また大量の花を付け始めています。残念ながら引っ越し先まで連れていくことができないので困っていましたが、ようやくアダプトしてくれる方が見つかりました。ハバネロの用途は限られるので豊作もどうかとおもいますが、これからも多くの実りがありますように。
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夏至のあと

2006年06月23日 19時07分35秒 | アラスカ
夏至を過ぎた。
アンカレジ唯一の新聞であるアンカレジ・デイリーニュースの天気面(Bの裏面)に毎日昼夜の時間の長さが発表されているが、今日は昨日マイナスの6秒と出ていた。
これまで伸びる一方だった昼の時間が、今日からマイナスになってしまった。
ついに日が短くなるターニングポイントを過ぎてしまった。
この辺り、アラスカ人は非常に敏感で、昨年と同様に職場の現地職員は「ついに日が短くなり始めましたね・・・6秒ですけど(涙)」と、心なし寂しげに話していた。
これから冬至に向け、どんどんと日が短くなっていく。

まだまだ日没は夜12時前後だし、日の出も朝の4時あたりで全く実感は無いのだが、確実に季節は移り変わっている。
頭ではわかるのだが、体感的には6秒は全然実感できない。それでも、短くなっているのは確かなのだろう。

アラスカで夏にこだわるのは、人生の儚さと同じだからだ、と言っている人がいた。
盛夏の時期には実はすでに昼の時間は短くなりつつあるというところと、脂の乗ってきた年代からあとの寿命までの期間とだぶってしまうからなのだろうと思った。
そう考えると、やるせない気持ちで一杯になってしまうが・・。

いかんいかん。
夏本番を前に何を言っているのだろうか。
とにかく、精一杯この夏を楽しもうと思う。
アラスカに来て2年半。
ひょっとしたら来年の夏は違う国で過ごしているかも知れないから・・・。
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ニニルチック2006

2006年06月12日 06時39分29秒 | アラスカ
今年もまたキングサーモンの季節が巡ってきた。
昨年と同様にニニルチックに出かけてきた。
今年のニニルチックは5月27日の午前0時から解禁となり、その後6月12日までの各週土曜から月曜までがオープン。
解禁初日から釣りに行ってきたのだが、今年は気温も低くまた魚の数も少なく初日は全滅。その後第2週にようやく17ポンドのメスを1匹、そして最終週に15ポンドと30ポンドのメスを2匹釣り上げることができた。
30ポンドといえば15㎏ぐらいだろうか。特にこの彼女を釣り上げるのが大変だった。
使っていた竿はけっこう太いものだったが、この竿がUの字に曲がり、リールの糸の出方を調節するドラグという機能を若干固めにセットしていたにもかかわらず、ジジジジーッ!とどこまでもラインが引きずり出されてしまう。
魚と引っ張り合いをしている間も、ピンピンに張ったラインからチ・・・キチキチ・・チ・・と、切れる直前のギターの弦のような限界を訴える音がしていた。20ポンドのラインを使っていたので無理なやりとりを行うと切れてしまう。
10分ほどのやりとりの末に、ようやく釣り上げることができた。

今回のキングのシーズンにあわせてフィラデルフィアから遊びに来てくれた友人も2本釣ることができた。
その友人は、「どうしてもキングを釣りたいんです!」とものすごい意気込みで、今年の初め頃から釣り計画をこつこつと立てて来ていたことと、多忙なスケジュールを何とかやりくりしてアラスカ入りを果たしたということがあったので、初のキングサーモンにものすごく感激していた。
見ていてこちら側もうれしくなるような感激具合であった。よかったよかった。

今回釣り上げた魚はいずれもメス。切り身にするのがとても大変だったが、大量のイクラが採れた。
イクラは醤油漬けにしたのだが、大きめのタッパー2杯になみなみと作ることができた。
イクラ丼を作り美味しくいただいた。

このように豊かな自然の恵にあづかることができるのは、やはり厳しいレギュレーションを設定したりして管理しているからだと思う。
欧州での販売を目的に規定数を無視して釣り上げるヨーロッパの方々や、ルールを全く守らないあるアジアの国の人の話をよく釣り場で耳にする。
いつまでもこういった釣りを楽しんでいくためには、やはり規則をしっかり守って、将来のことや周りのことも考えながら遊んでいくという、気配りと感謝の気持ちが大切だと思う。
「ワシが若かった頃は、キングサーモンを桟橋から釣ることができてね、イクラも自前で作ることができたんだ・・」と、遠くを眺める目をしながら語る。そんな将来は、想像するだけでも辛くて、いやだ。

どうかいつまでも自然が豊かでありますように。
今年も鮭を釣ることができました。
ありがとう。
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日曜の夜中に思うこと

2006年05月22日 19時48分39秒 | アラスカ
ここ数日間に見た日本のニュースでは子供関係の事件が大きく取り沙汰されている。
ある子は首を絞められて殺害され、またある子は事故だろうか、大けがを負わされた末に人気のない山間の公園に放置されていたそうだ。ひどい話だ。
子供がのびのびと遊び回れる環境は、日本においては徐々に少なくなって行っているように思える。
その昔、私が小さかった頃は知らないおじさんとかおばさんによく怒られたりもしたものだ。例えば、公衆の場でゴミを散らかしたり、いたずら心から落書きしたりしたときとか、一番ひどかったのは、友達と公園で火遊びをしたりしたときにはそれこそ「火事になっじゃろがーっ!あぶねーがっっ!」と怒鳴られつつ「ばちーん」と叩かれもした。悪いことをしている意識があったので、当然のことだと思った。
田舎の出身だったこともあるのだろうけど、そこそこ大人の監視の目が行き届いた窮屈な中で過ごしていた。そして、いつか都会に出て誰の目も気にせずに自由にのびのびと遊んでやる、といった笑えるぐらいありきたりの、激しい衝動の拳を握りしめながら思春期を駆け抜けていた。あ、念のため、思春期に火遊びをしたわけではないことは付言したい。

今、私自身他人の子供が悪さをしているときに「だめだよ!」と指導できるだろうか?
答えは、否であろう。下手に関わると、警察沙汰になる。触らぬ神にたたりなし・・か。
悪循環の始まりである・・・。

今住んでいるアメリカでは、小さな子供を一人で放置することは犯罪となる。
駐車場の車内に子供を放置することも、当然犯罪。躾という名目で叩くことも絶対だめ。
近所の家で子供の激しい鳴き声がしたら、すぐにパトカーが呼ばれる。
これも、すべては子供を犯罪から保護するため。法で裁かなければ、重い刑のストッパーが無ければ犯罪は防げない状況に、いまアメリカはなっている。

刑法の抑止力に依存して確保する安全には限界があり、そして本当にがんじがらめで窮屈な将来しか無いように思える。
日本はこういった面ではアメリカのようになってはならないと思う。
刑法による裁きが怖いから犯罪をしない・・というのではなく、良心が許さないから犯罪をしない、というのが本来あるべき姿だと強く思う。当たり前の姿だと、思う。
少なくとも、悪いことをしようとしているガキをみたら、立ち止まらせるぐらいのことから始めてみようか。
「おい、少年よ、そんなことより聞いてくれよ。・・・それはちょっと・・どうだろうか?」
・・・多分、ダメかも知れない。

話を戻したい。まず第一に、今回の事件では、殺したヤツや轢き逃げしたヤツが悪いことには変わりはない。
今の社会や取り巻く社会の状況がどうであろうと。
然るべき裁きを受けて更生できれば更生し、できなければ塀の中で一生反省していればいい。悪いことをする人間は、必ずいる。それは仕方のないこと。
だけど、日本は、アメリカのようになっては、ならない。
昔を、わすれては、ならない。

ちょっと飲み過ぎたかも。寝よう。
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干物の作製(フーリガン)

2006年05月21日 18時17分21秒 | アラスカ
フーリガンという魚をすくいに行って来た。
このフーリガンはキュウリウオと呼ばれる、シシャモによく似た魚。背鰭と尾鰭の間に脂鰭があるので、ワカサギ等と同じ鮭科の魚ではないだろうか。丸干ししてあぶって食べるとまさにシシャモ。
これがかなりターナゲン湾に回ってきているという情報を得て、早速出かけてきた。

この魚の捕り方は、入り江の岸から柄の長さ3mぐらいのタモ網ですくうだけという、至ってシンプルなもの。群が入っていると、1回すくうだけで20匹ぐらい捕れてしまうという、うれしい悲鳴が上がる状況になるらしい。
ただ、シンプルなのはいいのだが、漁場となるターナゲン湾の干満の差は11m。潮の流れは相当きついので、そこに3mの長い柄の網を突っ込むとなるとかなりの重労働になる。1時間も続けると体中が痛くなり、バラバラになりそうな感覚になる。日頃の運動不足もあるのかも知れないが、現時点でちょっと腕や太股がだるい感じなので明日以降、相当の筋肉痛を覚悟しなければならないだろう。

現場到着時は下げ潮だった。先にすくっていたネイティブさんに話を聞いたら、どうも3時間ぐらい前がかなりいい具合だったとのことで、バケツ一杯はすぐに捕れたとのことだった。今はどんな感じ?と聞くと、とてもスローになっているとのことだった。
当方の結果は、20匹すくった時点で寒さによりギブアップ。
曇りで風がかなり強く、真冬のような感覚だった。おまけにゴム手袋を忘れてしまったので、氷水に手を突っ込んでいるような状況になってしまい、手の感覚が無くなってしまった。せめて太陽が出てくれるか、風が無かったならもう少しがんばれたのかも知れない。

その後、冷たい風に追われるように現場をあとにし、帰宅。
残念なことに、すくった魚はすべてオスだった。
よって、丸干し計画は中止にして、「開き」を作ることにした。
背開きにして内臓をとり、立て塩してそのまま干し網に突っ込んだ。
出来上がりは、明後日ぐらいかな。美味くできたらまた捕りに行こうと思う。
今度は上げ潮の時間を狙って行ってみよう。
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クラムガルチ2006(その2)

2006年05月16日 16時36分16秒 | アラスカ
車中泊した朝はとても冷えていた。
寝袋から露出している顔面部分がものすごく冷えてしまい、その寒さで目が覚めた。
気温は2℃だった。
これから海に出て貝掘りをするのだが、少々躊躇してしまう気温だった。
9時に海岸に移動し、ウィーダーを着込みクラムガンを装備。
クラムガンとは、スチールの円筒に取っ手が付いたものでこの円筒部分を貝の潜む砂に差し込んで貝を砂ごと抜き取る道具である。

レザークラムというマテガイのような二枚貝が獲物である。
かなり沖合まで潮が引いている。その砂地を貝が潜む痕跡である「Clam Show」を探して歩く。このShowは貝が砂に潜ったあとにできる「えくぼ」のような小さな穴である。
最初はなかなか感が戻らず、Showの見分けが付かない。非常に紛らわしいのだが同じような穴でも火山の噴火口状になった穴にはゴカイ等のワームがいる。
何回かトライしているうちに感が戻り、本格的にヒットするようになった。たまに気持ち悪いぐらい大きな貝が出てくる。斧足という部分をひょこひょこ貝殻から出し入れして必死に砂に潜ろうとする。砂に潜る逃げ足は思いの外速く、また、案外力が強い。

調子が出てきた頃には日差しも強くなり汗ばむほどになっていた。
雲一つない快晴の一日。海の向かい側にはアラスカ山脈が白く浮き上がる。とても穏やかな一日だった。
収穫は2人で合計100個。レギュレーションでは一人1日60個までなので、ちょうどいい量だったのだろう。

家に戻ったあとの貝の掃除がまた大変だったが、とても美味しい貝なのでバター焼きを頭に思い浮かべながら何とかむき身の掃除を終わらせた。
最終的にはむき身の3分の2を冷凍保存、残りをニンニクとバターで炒めて美味しくいただいた。
また、そのうち泊まりがけで行くことにしよう。

アラスカの自然に、感謝。
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クラムガルチ2006(その1)

2006年05月13日 18時24分43秒 | アラスカ
クラムガルチへ行って来た。
朝9時過ぎが干潮というコンディションだった。
アンカレジからクラムガルチまではのんびり走って3時間強の距離にある。
早起きするのが面倒だったので、前日に貝掘りをするクラムガルチという海岸のキャンプサイトに到着するように出発し、そこで車中泊することにした。
当日はサイトに到着するのが目的であったのでほかに予定はなかった。時間はたくさんあったので、途中ガードウッドの先にあるアラスカビックゲームという動物園みたいな所に立ち寄った。
そこにはグリズリーやブラックベアーエルクムースカリブーバッファローがいた。
いずれも、近くでみることができてとてもよかったが、どの動物も覇気がなく、ゆるゆるの澱んだ空気が漂っていた。
ヤマアラシもいたが、頭か尻かよくわからない状況であった。
「こいつ、肛門をこっちにむけてやがる」とか「タマタマが見えてるよ・・」とか相方と言いたい放題言っていたところ、ブフーと一言威嚇されてしまった。肛門だと言っていた部分はどうも口で、タマタマだと言っていた部分は鼻であったようだ。失礼しました。

その後、道路から路肩の湿地帯に転落して横転している車を眺めたり、道を横切るムースやリスをよけつつ眺めつつ、キャンプサイトに到着した。
サイトでは自動車内にマットと寝袋を敷いて寝る準備をしつつ酒を飲んで過ごした。

とても静かな夜だった。
聞こえるのは遠くでうち寄せる波の音だけ。
とても太った月が煌々と照らす。
電話もテレビもネットもない夜だった。
ぽつぽつと、相方と話をして過ごした。
そうして夜は静かに更けていった。

続きは、また明日。
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イタリアン

2006年05月11日 18時27分58秒 | アラスカ
アンカレジではじめて美味いパスタに出会った。
カンポ・ベージョというイタリアン・ビストロ。画像は適当なのがなかったのでAnchorage pressさんの古い画像を拝借した。

ホタテ貝のリングイーネをいただいたのだが、これがとても美味しかった。
ちょっと柔らかだったけど適度な堅さのゆで具合。ひょっとしたら生パスタなのかもしれない。確認すればよかった。
アルバニアかどこかの出身のオーナーかウェイターかよくわからないけど、とても親切にサーブしてくれた。
ありがとう。

以前に、ここではない別のレストランでシーフード・リングイーネを食べたことがあったのだが、これがとてもひどかった。
フォークに巻き付けようとすると、ブチブチ切れてしまうぐらいソフトに茹で上がっていて、また出される量が半端ではなかった。直径40㎝はあろうかという大きさのお皿になみなみと、油タプタプの山盛り状態で盛られていた。半分も食べないうちに胸焼けしてしまい、申し訳ないが残してしまった。

アメリカでは所謂アルデンテのパスタを出すと、「固すぎて喉に詰まってしまったら死ぬかも知れない」と訴えられる虞があるためにゆるゆるに茹でてあるんだ、とツレが言っていた。
かなり大げさに言っているのかも知れないが、ユルさ加減が笑えてしまった。

カンポ・ベージョはミッドタウンの領事館のそば、36番通り沿いにあるので、お近くへお立ち寄りの際は一度訪れてみてはいかがだろうか。
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雪でした

2006年05月09日 17時12分16秒 | アラスカ
久しぶりに更新した翌日は、雪だった。
何も狙いすましたように降らなくてもいいのに・・・。

幸い道路には積もっていなかったので夏タイヤでもそんなに問題にはならなかったが、薄暗くて肌寒い一日だった。
最近は変な天気が多い。

そう簡単に春は訪れてくれないようだ。
こればかりはどうしようもなく、努力のしようもない。
できるのは、ただただ、一日も早く春が来るように祈ることだけ。

「祈る」という言葉で昔誰かが言っていたことを思い出した。
絶対に外れない雨乞いの方法の件。
それは、雨が降ってくるまで、祈り続けること。

さぁて、春になるまで祈り続けようか。
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おひさしぶりです

2006年05月08日 19時47分07秒 | アラスカ
ちょっと大きめのイベントを無事終えることができた。
このイベントは準備に2ヶ月ぐらいかけたのだが、実際の作業に関わる人員(作業ゴマ)があまりにも少なかったため、けっこう多忙であった。
とても、疲れた・・・、というのが率直な感想。
とはいうものの、真夜中の帰宅が続いたぐらいで、泊まり込みといった日本にいた頃のような惨状にはならなかったのがせめてもの救いだと思う。

ほっと一息ついたときには、風邪を引いていた。
一気に気がゆるんだためかも知れない。
この週末で何とか回復に向かいつつあるので、よしとしよう。
しばらくの間全く手を着けられずにいたペーパーワークが山積みとなっている。
まずは今週これらを片づけて、今月末に解禁となる釣りの準備をしよう。
そうそう、ブログの更新もできる限り行っていこうと思う。

画像はアラスカ動物園の白熊、AHPUN。
いつ見ても、彼女は同じ位置でグダグダごろごろしている。
このイメージを撮った直後に華麗なイナバウワーを披露してくれたのだが、残念ながらタイミングが合わず撮影はできなかった。

適度な休みが必要だ。
無理な話だろうが、このAHPUNのようにグダグダしてしばらく過ごしたい。
アラスカ動物園のウェブに白熊のライブカメラがあるので、興味のある方は是非遊びに行って欲しい。
Live Polar Bear Camera

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