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ハバネロ第2世代(その3)

2007年08月10日 13時03分31秒 | ハバネロ

先週末、発芽した苗を植木鉢に移植した。
結局発芽数は8つほどになったものの、その後経過が悪く、結局移植できるくらい大きく育ったものは3株だけだった。
育苗ポットの土が悪かったのか、発芽後は水を与えるたびに土が固く締まっていっていたが、移し替えの際にはこれが良い結果となった。ポットの底からポンと指で押し上げると、そのままの形で土ごと抜けるので、苗の根を傷めずに移植することができた。このやり方はひょっとしたらその世界では常識なのかも知れないが、非常に楽な移植作業だった。
新しい土壌に根付いて、もう少し大きくなったら次はいよいよ剪定をする予定。
いまいちタイミングがわからないけど・・・。

若葉の緑が目にしみる。とても、いい色だと思う。
すくすく育つ様子をニタニタしながら毎朝眺めている。
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ハバネロ第2世代(その2)

2007年08月07日 14時36分05秒 | ハバネロ

またまた、ちょっと古い話であるが、画像は発芽して1週間ほど経過したもの。
第1世代の茎の色が小豆色であるのに対して第2世代は緑色であることに気づく。
どことなく第2世代はひ弱な印象。
過保護に育ててしまいそうな、そんな心の葛藤も若干あるものの、ここは一つ甘やかすことなく、厳しく育てていくことにしよう。あえて厳しくするまでもなく、適当に放っておいても草木は勝手に育っていくこともあるだろうが、いらぬ世話をしすぎて根腐れをさせてしまうことだけは、避けたいものだ。
ふと、20年以上前の学生のころ、宮崎空港の土産物屋でサボテンの小さな鉢植えを購入し、育てていたことを思い出した。パッケージには「ほとんど世話がいりません」と書いてあったので、その通りにほとんど水遣り等の世話もせず、ただただ眺めていた。心の中では「しなび始めたら水をあげよう」とかわいいサボテンに対してささやかな配慮を意識していたのだが一向にその素振りも見せることなく、緑色のままサボテンはたたずんでいた。あまりの世話にかからなさに、いつしかそのサボテンの存在すら忘れるようになっていた。そんなある時、机の片づけ最中にサボテンの鉢植えを床に落としてしまった。砂とともに植木鉢からこぼれたサボテンは、窓から吹き込んだ風に吹かれてカサカサと転がっていった・・・。サボテンは数年間水をあげないとダメになるという、至極当然のことに気づいた瞬間であった。
適度な干渉が一番いいのかも知れない。
おおきくなれよ。
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ハバネロ第2世代(その1)

2007年08月07日 13時39分33秒 | ハバネロ

アラスカで収穫したハバネロの種をコスタリカで蒔いてみた。
少々古い話になるが、6月の終わり頃に種蒔きをしたところ、7月初旬にチョロチョロと4から5株発芽した。
セカンド・ジェネレーション株の誕生。感無量。
種の視点からみると、東京からアラスカに渡り、発芽して実り、そして種として再び移動。空路コスタリカへ。2世代にわたる地球半周の旅。
とても遠くに来てしまった感じがする。
やはりコスタリカは暖かい南の国だ。アラスカに比べると格段に発芽までの期間が短い。調べてみると、その起源は近隣のカリブの国キューバとされているようで、コスタリカでの栽培はいわばホーム戦といったところだろうか。がんがん育って欲しいものである。
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ハバネロ(その9:成熟)

2006年06月07日 16時58分23秒 | ハバネロ
最初に実がなったハバネロ株に変化が訪れた。
鮮やかなオレンジ色になってきた。
日中ヘタの部分が薄黄色になっている実がいくつかあったのだが、夜には実全体が変色してきた。
最初に結実してから約1ヶ月経過している。
けっこう時間がかかるものだ。

ハバネロにはオレンジ種とレッド・サビナ種があるとのこと。
むむむ・・これはオレンジ色だから、オレンジ種だろうか。
ネットで調べてみたら、オレンジ種はあまり辛くないとのことだった。
世界一辛いのはレッド種ということらしい・・・。なんか、困った。
いずれにせよ、2年越しで実ってくれたのでそれはそれで、よしとしよう。
もし辛くなかったら、今年計画している沖縄島唐辛子栽培の時にでも交配してみようと思う。
気の長い話だが、来年以降に期待してみようとも思っている。
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ハバネロ(その8:もうひとつの越冬暴君)

2006年05月10日 18時08分53秒 | ハバネロ
何とか枯れずに越冬してくれた、もう一株である。
先日紹介した株に比べると、少々小振りで実もまだなっていない。

実は、この株、昨年10月にいち早く花を付けた株であった。
その後の剪定が遅れたため、結果的に育ちが悪くなってしまったようだ。
ハバネロの栽培ではこの「剪定」がとても大事だそうだ。
ある程度育ったら、思い切って苗の先っぽを切り落として脇芽を伸ばすようにする必要があったようだ。
この株は、変な時期に剪定してしまったため、ちょっと変わった位置から脇芽が伸びてしまった。

小さいながらもたくさんの花を付けている。
たくさん落花もしている。
何とか持ちこたえて、立派な実を付けて欲しいものだ。
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ハバネロ(その7:越冬した極地の暴君)

2006年05月08日 16時41分45秒 | ハバネロ
昨年10月以来、ブログの話題に上ることがなかったハバネロ。
二株とも無事越冬を果たし花を付け、そのうち一株は結実した。
ネットで見かけるハバネロは、どれもずいぶんと大きく立派な物ばかりだが、うちのハバネロは身長25㎝ほどでとても小さく、どことなく頼りない感じがする。
それでもたくさんの花や実を付けている姿には、少々大げさだが感動すら憶える。
カリンや姫りんごの「実もの盆栽」のような風情が感じられ、私自身とても気に入っている。

足かけ2年でようやく実を結んだ。
「極地の暴君」の誕生である。
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ハバネロ(その6:開花)

2005年10月04日 14時35分22秒 | ハバネロ
久しぶりの更新である。実に2ヶ月ぶりの更新。
一度さぼりはじめると坂を転げ落ちるようになし崩しにダメになってしまう。
「水は高いところから低いところに流れる」とはよく言ったものだ。
これからは、できれば更新を続けて行く、という方向で前向きに検討していきたいものだ。

この2ヶ月の間、ブログの管理者の自堕落ぶりとは対照的にハバネロは地味に成長を続け、気が付いたら花を付けるまでになっていた。
ただ、ネット上にあふれるハバネロは複数に枝分かれしてものすごく立派に育っている様子であるがうちのハバネロはどうも様子がおかしい。
身長20㎝ほどでもう花を付けている。
これはこれで、ミニチュアっぽくてかわいいのだが・・・。
最近、日中の気温が10℃前後とめっきり涼しくなって来たことや日照時間が短くなってきたことが影響しているのだろうか。
いまいちよくわからない。
何となく、夏が過ぎ去り短めの秋も終わりつつあることにハバネロがあわててしまい、バタバタと花を咲かせているように思えてならない。
果たして実は付くのだろうか。乞うご期待。
ていうか、どうか頑張ってください。
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ハバネロ(その5:移植)

2005年08月01日 08時56分12秒 | ハバネロ

葉の数がいい感じになってきたのと、養育マットの外周から成長した白い根っこがあちこち飛び出してきたこともあり移植をする事にした。
近所の植木屋で土と植木鉢を購入。土はどれを買えばいいのかよくわからなかったので、とりあえずパッケージに野菜とか花とかが書いてあるものを購入した。
パッケージはとても大事だと思った。

自宅に戻り早速準備に取りかかった。
それぞれの苗の根が絡まりあっていたため、若干躊躇したが養育マットをほぐしつつ分離手術を行った。
極力根を傷つけないように、爪楊枝でゆっくりほぐした。
少しだけ、ブチブチ・・・という音がしたのは秘密にしておきたい。
なんやかんやでとりあえず無事に移植は完了。後は根付くのを祈るだけだ。

本日の気温は18℃。ここのところ肌寒い日が続いている。
果たして、冬がくる前に実はなるのだろうか。
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ハバネロ(その4:成長)

2005年07月24日 20時03分01秒 | ハバネロ

後から発芽したチビは、その後無事、若葉を展開させてくれた。
今のところ、順調に成長し続けている。
結局残りの種3つは、中身が抜けてカラになっていた。
・・・不発弾。発芽率は40%ということになる。
そろそろ植え替えを考えているが、どのタイミングで行うべきか非常に頭を悩ませている。
草花にとって植え替えはかなりの負担になるそうだ。
今月いっぱいはこのまま行くことにしよう。

ふと思った。
9月の終わり頃には雪が積もるので、燦々と太陽の光を浴びられるのは8月いっぱいぐらいまで。
実質あと1ヶ月とちょっとしか、時間がない。
なんか、こう・・ギリギリな感じがして、今更ながらドキドキしてきた。
北極圏に一番近いハバネロだと思うので、ここは一つ頑張って欲しいものだ。
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ハバネロ(その3:もう一つの発芽)

2005年07月14日 16時13分53秒 | ハバネロ

2個目の種が、発芽した。
先に発芽した1個目以降は全く動きがなく、半ばあきらめていたなかの出来事で正直驚いている。
最初の発芽から1週間後の出来事であった。
先に発芽したヤツは、その後おおむね順調に成長しているようで、若干形がおかしいながらも展開した葉は合計4枚となった。中心部には2枚の小さな葉っぱが次に控えている。
2個目もこれに続いてほしいものだ。

ハバネロは、発芽するまでは全く見てくれに変化がないためとてもやきもきしてしまうが、一旦発芽するとビジュアル的にも分かりやすくなるからだろうか、一気に気持ち的にも楽になる。
焦らずのんびりやるのがいいのかもしれない。

これからが、また大事なとき。
アラスカは乾燥しているので、水切れには注意していきたい。
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