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寒い・・

2005年11月09日 22時22分41秒 | アラスカ

画像は月曜日の朝の気温。かなり冷えていた。
新聞の予報ではその夜の気温は華氏で-1度だった。摂氏に直すと-20度を超えていることになる。
そういうこともあり、ちょっと身構えていたのだが火曜日の朝は-12℃ぐらいだった。おそらく予報ははずれたのだろう。なんとなく肩すかしを食らった感じだ。
-19℃の朝は、自宅ガレージのシャッターを開けた瞬間に相当冷えているのが分かった。流れ込む空気が突き刺さるように痛い。ガレージ内は暖かかったので温度計の表示は最初は10℃ぐらいだったが、その後走行中にぐんぐん下がっていき、数分後、ついに画像の温度になった。
以前に地元の人から聞いたのたが、極寒の日に深呼吸をすると肺胞が凍結して入院する羽目になるから気をつけろ・・とのことだった。多少大げさに言っているのだろうが、たしかに-20℃を超えたあたりで深呼吸すると肺にピリリと痛みが走る。
口ひげを生やして鼻呼吸をするのが一番安全だ、とある人が言っていた。私はヒゲが薄いこともあり多分ダメだろう。機会があれば、試してみたいと思う。

今日の午後、軽く雪が降った。
空気が乾燥している。雪も乾燥している。この雪は、積もらない雪だ。
風に煽られ路上をサラサラと流れる雪が、ばらまかれた発泡スチロールの粉のように見える。
風にムラがあるため、流れる様子が特徴的で、その様はさながら路上を這い回る白い蛇のようだった。
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マリリン:本田美奈子さん逝く

2005年11月06日 23時34分04秒 | アラスカ
本田美奈子さん=歌手・女優 (読売新聞) - goo ニュース

先ほど、ニュースを見ておどろいた。
白血病に罹患して闘病してると仄聞していた。
快方に向かいつつあると少し前に聞いてなんとなく安心していたのだが、まさかこういうことになるとは。
マリリンが逝っちゃった。
なんだろう、健康的なへそ出しで1986だったっけ、そんな感じのマリリンが・・。
38歳というまだまだ、死ぬには若すぎる歳。
ていうか、私の青春まっただ中のあの人が、死にました。
特にファンとか、そういう風な感じではなかったけど、なんか、ショックです。
病気、克服して、すぐに戻るってこの間元気にはなしていたのに・・・。
なんか、信じられない。
特にファンでもなかったと思っていた自分が、微妙にショックを受けている。
なんだろう。ほんとに、ついこの間まで、治ったらまた歌います、、とか言ってた記事みてたので、とても残念だ。
残念だけど、どうか安らかにやすんでもらいたいと、祈るよりほか無い。
繰り返しになるが、特にファンでは無かったのだが、多感な80年代を生きてきたものとして、言葉にできない悲しみと喪失感を、お悔やみとともにお伝えしたい。

なんか、とても残念です。
どうぞ、安らかにおやすみみください。
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割引

2005年11月06日 22時39分31秒 | アラスカ

お酒を買った。
週末なのでワインでも楽しもうと、近所のCARRSというスーパーマーケットに買いに行った。
スーパーというものの、どちらかというとハイパーマーケットぐらいの規模。
とにかくデカい。
日本でもあるのかもしれないが、ここの会員(無料)になると、不思議なことに異常なぐらいのキャッシュバックとか割引とかの恩恵を被ることができる。
先日は卵18個入りパックがカードを提示するだけでさらにもう一個サービスになったり、2個同じものを買うと一個買うときの半額以下になるという、恐ろしく訳の分からない割引サービスがあったりする。
賞味期限が近いとか、そういうこともなく、単純に半額とか・・。
会費とか取られて無いことも考えると、すごいことだと思った。
レシートに「Club Card Savings」として割引の値段がでるので結構買い物が楽しくなる。
今日はワイン2本、約30ドルほどの買い物をしたところ割引が7ドル。
23ドルで精算できた。
画像右のフォレスト・グレンがレギュラーで10ドルと少しぐらいなので、それがほぼ無料になるぐらいの勢い。
なんか裏があるかなとか思うけど、次もCARRSで買ってしまおうと思うところ、はまってしまうのかもしれない。

個人的に思うのは、2個で1個分のプライスで買えるというよりも、いっそ半額にして欲しいのだが・・。
大人の事情があるのだろう、そうもいかない現実があった。
無料であれば会員になるべきである。
今日は休みなので少し飲もうと思う。
カンガルーのマークのイエローテール。
手頃な値段で結構美味い。
明日は昼過ぎにおきることにしよう。
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交通事故

2005年11月05日 19時07分44秒 | アラスカ

今朝、ミネソタドライブという幹線道路でムースと衝突した車が止まっていた。
対向車線の事故でそのまま通過したこともありオスかメスかはよくわからなかったが、かなり大きなムースだった。体にかなり損傷があり全く動いていなかったのでおそらく即死したのだろう。車も壊れていたが特にけが人はいないようだった。

不幸にもムースをヒットしてしまった場合にはどのような手順をとるべきか、少し考えてみた。

○運転手が怪我した場合
通常の事故と同様の扱いになる。まずは後続の交通の安全を確保しつつ911をダイヤルし救急車及び警察を呼ぶ。
無傷の同行者がいる場合は、その人が警察の事情聴取を受けることとなるので対応し、その際に作成されるコリジョン・レポートのケースナンバーとけが人の搬送先を控えておく。
又、その際援助が必要であれば領事館に連絡し、事故の発生した場所、けが人の有無、怪我の状態、搬送先、援助して欲しい事項などを伝える。
ケースナンバーがとれたら、加入している保険会社かレンタカーであれば借りた会社の緊急連絡先に事故の発生を速報する。
死んだムースの処理は、アニマル・コントロール(保健所)の担当となるようだが、私もどう処理するのかよくわからないので、まずは現場に臨場した警察官に問い合わせて処理方法の指示をうけるのが無難だと思う(勝手に肉を持って帰るのはダメなようだ)。

○同行者がおらず、単独で事故にあい怪我をした場合
この場合は、そのまま病院送りになるので、意識があれば自宅等の連絡先若しくは領事館に連絡するよう周りの人にお願いする。意識不明であっても身元が日本人とわかれば自動的に領事館に連絡が入ることになっているはず。

○物損のみの場合
こちらも通常の事故と同様の扱いになり、運転手が怪我をした場合の手順で処理をすすめる。

※手負いの野生動物は防衛本能からかなり激しく暴れることがあり、安易に近寄ると大けがをする可能性があるので要注意。

日没後になるとムースは闇にとけ込んでかなり発見しづらくなる。また、野良犬のようにウロウロしておりよく道路を横切っている姿を目にする。
突然道路脇からムースが飛び出すこともあり、私も何度かひやっとしたことがあった。
牛や馬と同じく背が高いので、はねてしまった場合胴体がそのままボンネットに乗っかって運転席を押しつぶすケースが多いと聞く。体重も大きいもので400~500㎏になるものもいるので、ちょっとやそっとの怪我じゃすまなくなる。
そこいら中に危機があるのは、人もムースも同じみたいだ。
 



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飼い主犬の耳を食いちぎる

2005年11月04日 18時12分00秒 | アラスカ

【フェアバンクス】州裁判所は、自分の飼い犬に噛みつき耳を食いちぎった39歳の男性に禁固60日と罰金250ドルの判決を言い渡した。
目撃者によると、犬の世話を全くしないこの男性を見かねた犬の元オーナーが、犬を自分に返すよう言ったところ、男性は犬をヘッドロックし耳を食いちぎってしまった。駆けつけた警察は、耳を食いちぎられ血だらけになって痛みで泣き叫ぶ犬と血塗れの顔の男性、そして地面に落ちた犬の耳の一部を発見した。
この犬はボクサーミックスで月曜日まで施設に収容されていたが、この男性が引き取りを拒否したため別の施設にて保護されることとなった。(出典:11月3日付アンカレジ・デイリーニュース)
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なんか、すごい記事である。
犬を溺愛して離ればなれになるのが嫌で心中しようとして耳を食いちぎったのか、それともどうせ手放さなければならないならただじゃ返したくない・・という意地悪から、こういう奇行に走ったのだろうか。
引き取りを拒否するぐらいだから溺愛の線はないだろう。
しゃくに障るから傷つけてしまえ・・なんて感じなのかもしれない。

アメリカでは動物虐待は結構な罪に問われる。ここアラスカでもクラスAというランクの罪で1年以下の禁固刑と1,000ドル以下の罰金が科せられるそうだ。
こちらのケーブルテレビで時々アニマルコップという番組が放映されるが、もう、じゃんじゃんといった勢いで動物の飼い主を逮捕していく。唖然となるぐらいの勢いで。
「この犬は繋がれっぱなしでろくに散歩させてもらっていないようだから逮捕する」とか「この猫、ひどく汚れているから逮捕する」とか言った状態だった。
アメリカが行き過ぎなのか、それとも日本が遅れ過ぎなのか。
それとも私の感覚がずれてしまっているのだろうか。

動物はぶっちゃげて言えば「汚くて、臭くて、わがままで、とても手が掛かる」といった面も持っているわけで、とりあえず動物飼うならその点理解して大切にしないといけないだろうし、それができないなら飼っちゃいけないと思う。
(写真と引用記事は関係ありません)
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底冷え

2005年11月03日 19時34分42秒 | アラスカ

ここのところ、気温が-4℃~-10℃の毎日が続いている。
一気に冷え込んできた。
ただ、底冷えはするのだが雪は初雪以降全然降っていない。
皮肉なことに天気が良すぎるために放射冷却でどんどん冷えていく。

今日のアンカレジ・デイリーニュース紙のトップはヒルトップ・スキーエリアの写真だった。
ヒルトップはアンカレジ市内にあるちょっとした規模のスキー場で、ダウンタウンからだいたい車で20分程度でたどり着くかなり近場に位置する。
月曜、火曜と現在7台の”Guns”と呼ばれる人工雪を作る機械がフル稼働してるとのこと。今週末ぐらいにはオープンするのかもしれない。
昨年は全般的に雪が少なく、アンカレジ郊外にあるアリエスカ・スキー場でも12月時点で頂上付近のみのオープンとなっていたが、おそらく今年も同じような状況かもしれない。
アラスカの雪はおかしな言い方になるかもしれないが、とても乾燥してサラサラしている。まさにパウダースノーで、アリエスカの上級コースになると腰近くまで埋まってしまうぐらいのサラサラ具合。スノーボードには最高のコンディション。
当然転倒しても痛くないので、ジャンプなど転倒を恐れずチャレンジできる。ただ、埋まってしまうと脱出が結構大変なので、慎重に滑らないといけない。

今シーズンはいつ頃からボード始めようか。そろそろ準備しないといけない。
さすがのパウダースノーも冷え込みが続くとアイスバーンになってしまうので、よくよく時期を見定めないといけない。
怪我しないように楽しんでいこうと思う。

(画像はマタヌスカ氷河のクレバス。本文とはあまり関係がありませんが、何となく青かったので掲載しました)
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そういえばハロウィン

2005年11月02日 19時11分39秒 | アラスカ
昨日(31日)はハロウィンだった。
かご一杯にチョコレートとキャンディーを準備して迎撃体制を取った。
平日だったこともあるのだろう、夜になってようやく近所のチビ達が押し掛けてきた。
ドラキュラあり、ニワトリの着ぐるみありと、なんだか訳の分からない格好の子供達がうろうろしていた。
手に持った袋一杯にお菓子を詰め込んで去っていく後ろ姿を眺めながら、あれだけのお菓子を一気に食べたら血糖値上がりまくるんだろうなぁ・・・と余計な心配を少ししてみた。
生卵をぶつけられることもなく、大過なくハロウィンは終了した。

ハロウィンに何となく服部君事件のことを考えてみた。
背景はいろいろあるのかもしれないし、ずいぶん以前の話で今となっては私自身の中でも詳細とか背景がぼやけてしまっているが、少なくともハロウィンの日ということがわかっていたなら仮装したガキがドアをドンドンたたいても、死ぬかと思うほど怖いということではないだろうになぁ・・・と思った。
熊を駆除するときに使う強烈なマグナム弾を、ガキにぶち込まなければならないような状況になることは想像する方が難しいように感じた。
ただ、これはアメリカの中でもかなり安全な地域に入るであろうアラスカでボーっと考えたことであって、実際下の州の治安の悪いところで暮らすとなるとまた別の考えになるのかもしれない。ハロウィンの仮装で強盗に入られたら、当然その後はずっと警戒するだろう。
あ、そういえば以前聞いた話だが、ハロウィンの時期に毒入りお菓子を渡されたり、子供がいたずらされたりという事件が各地であったようで、最近は保護者同伴で各戸を回るそうだ。
なんだろう、アメリカは子供にとっては結構過酷なところのように思えてきた。
子育ては、どこでやるのがいいのだろうか。悩むところだ。

(写真は、スワード市の手前にある畑に立っていた案山子。かなりシュールだった。)
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犬の日?

2005年11月01日 20時57分58秒 | アラスカ
goo注目ワード ピックアップ・・・あおもり犬 (goo注目ワード) - goo ニュース

11月1日は犬の日だそうだ。はじめて知った。
ペットの保険会社アニコムが、犬の名前ランキングを発表していた。
チョコとかモモとか、食べ物系の名前がトップだとのこと。

今年の初め頃だっただろうか、通勤の時に聞いているラジオでアメリカで一番ポピュラーな犬の名前は「マックス」だと言っていた。
そのときは何となく聞き流していたが、犬の日を記念して改めてランキングをネット検索して確認してみたら本当だった。
どうでもいい話だが、そのラジオ番組でゲストが言っていたことが何故かとても印象的だった。
「私の友人は犬と猫を飼っているのだが、その犬を『ネコ』と名付け、そして猫を『イヌ』と名付けている。飼っているペットの話をそいつとするといつも訳が分からなくなるので困っている」。
ペットに変な名前を付ける人は洋の東西を問わずどこにでもいるんだなぁと思った。
中学の時に寄宿していた寮に、あるときズタボロの汚い猫が住み着いてしまったのだが、そいつに「ぞうきん」と名付けてかわいがり、独り悦に入っていたことを思い出した。
そのぞうきん猫は夏の終わりに、おびただしいノミを置きみやげにして、消えた。
私は、ぞうきんの主たる飼い主であったとして、寮全体のすさまじいひんしゅくを買いながら、辛い2学期が始まったことも、思い出してしまった。
その出来事は、僕の心の柔らかい場所を今でもまだ締め付ける。
それ以来、毛の生えたペットは飼った記憶がない。

仕事柄転勤が多いため多分無理だろうけど、今後10年ぐらい一カ所に住んでいられるようだったら、そのときは、再び毛の生えたペットに挑戦してみようと思う。
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