goo

しつけ・・・

2005年06月29日 18時21分26秒 | アラスカ
新人刑務官21人を研修中に平手打ち、教官を懲戒処分 (読売新聞) - goo ニュース
世の中には実力行使でないとわからないものもいるのではないだろうか。
私も新人時代は、教官ナメてかかってましたし。で、ボコボコにされてしまった。
ずいぶん後になってだが、社会の厳しさと礼を尽くす必要性と意味を思い知ったものだった(後輩ができてから思い知ったが)。
この事件では、騒いだり喫煙場所を守らなかったりとそういう、ある意味引き金があってのものだそうだ。一方的に理由もなくやっちゃったのならばそれは、厳罰を持って処分等対処すべきだが、この場合はどうだろう。ただ単純に教官がボコっただけ、という訳ではないらしいし。
なんだろう、かわいそうだなぁ。差し違えることもなく、ただただ教官だけが貧乏くじ引いてしまったのかな。
不思議な感覚だけど、この先日本の社会、危ないなぁとなんとなく思っていたりもする。
上司の方は「大変遺憾だ・・再発防止につとめる」とおっしゃっていることもあり、多分来年から刑務官の採用基準がより一層厳しくなることだろう。大いに結構だ。「教養のみではない一般常識を備えた方」のみ採用ということになるのかな。多分そうだろう。大いに結構だ。
出典の読売新聞さんは、新人教育どのようにしているのだろうか。完全無欠の品行方正な新人さんのみの採用なんだろうか・・・それとも、見て見ぬ振りをしているだけか・・・。

この社会、ほっぺた一発ぶたれるよりも、ものすごく痛いことたくさんあるのに・・・人間関係とか、とばっちりとか、しがらみとか・・理不尽なことばかりなのにねぇ。
この程度で騒いで、ほんとにこの先大丈夫かな?と、言ってみるテスト。
教育する人、苦言を呈する人がいなくなることがどれほどの損失か理解すべきであろう。
見て見ぬ振りは、会社の安楽死でもあるのではないだろうか。
とにもかくにも、教官がかわいそうだと思うのは私だけだろうか・・
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

晩酌

2005年06月27日 19時21分54秒 | アラスカ

先週、ちょうどいい飲み友(嫁)が来たこともあり、軽めの晩酌をしてみた。
ダイモンド地区のCOSTCOで買ったシャトー・グレイサックの2000年。16ドル。
素人がどうのこうの言うのは果たしてよいことなのかどうかわからないが、このワインは渋みも少なく思ったよりも濃厚で、また若干甘めなところがとても飲みやすく、美味しく感じた。2時間ばかりデキャントするともっと甘くなることだろう。
独りで飲むときには絶対に作らなかったつまみも作ってみた。といっても昼に食べた残りの、七面鳥のハムとチーズを並べただけの簡単なものだが、これもまた簡単ながらなかなか美味かった。ワインとチーズの相性の良さに、今更ながら驚かされた。

自宅ではあんまりワインを飲むことはなかった。独りで1本を空けるのは結構大変なことで、さらにこれを美味しく空けるとなると相当困難なことだった。とてもいい助っ人が来てくれた。
じんわりと感動しつつ、冷蔵庫の中をみるとビールの消費量が2倍になっている・・・。
ヨメは私よりも酒が強い。新婚でもあり、今のところおそらく酒を控えめにしつつあることとは思うが慣らし運転が終わったあとのことを考えると正直、怖い。
エンゲル係数との戦いを考えながら、もう少し飲んでみることにしよう。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

ハバネロ(その1)

2005年06月22日 17時48分53秒 | ハバネロ
嫁入り道具のハバネロの種。
で、植えてみた。
1個の種から育てたら将来はいったい何個新たな種が採れるのだろうか。
ゆくゆくはアラスカでハバネロを量産したいなぁと思った。
捕らぬ狸の皮算用・・。
ハバネロのカテゴリ、次の更新タイミングは「発芽」。
場合によっては永遠に更新されない可能性もあり。

明日が見えないから人は歩いていける、と誰かが言っていた。
明日を見たいから、歩いてくこともあるんじゃないだろうか。
goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )

嫁とサメ肝油

2005年06月22日 16時21分41秒 | アラスカ
嫁が来た。嫁が来た。

焼酎とこーれーぐーすと、宮古名産サメの肝油と指ハブとハバネロ栽培キットを持ってきていた。
中でもサメの肝油はものすごく強烈な匂いがしてカプセルなしでは飲めない代物だという。試しに容器に鼻を近づけてみたがその匂いのすごさに失神しそうなほど。内蔵全般やアトピーに効くと書いてあるが、ガンでも何でも治りそうなぐらい勢いのある強烈な匂いだった。
カプセルがないと飲めないそうなので画像のような空カプセルとスポイトをセットした「サメ肝油お試しセット」の登場となったのだが、実はスポイトが嫁の梱包荷物の海の中で行方不明。しょうがないので小さじで直接すくってそのまま口に入れた。
のどの奥から鼻孔をくすぐりつつ駆け抜けていく芳香は強烈なものの、味的にはちょっと古くなったイクラのようだった。なんだ、大したことないじゃん・・・と思った直後にググッと迫りくる吐き気。さすがだ、肝油だけあって狂おしいほどの油っこさである。こいつは、強敵だ。小学生の頃好んで食べまくっていたカワイの肝油ドロップとは大違いだった。
こいつは・・・効きそうだ!なんかよくわからないけど、効きそうだ!
一口試したあとの飾り無い感想は上の通りであった。
効能に即効性は無いようなので、今後経過を見てから、例えばすこぶる体調がよくなったとか、頭髪が増えたとか気運が向上して宝くじに当たったとか、そういった動きがあったときにまたここでご報告させていただくことにしよう。

とてもとても個性的な嫁入り道具達ばかりだ。
これらを携えてアラスカまで来てくれた嫁・・・。
これからも大切にしていきたいと、午後11時の青空を眺めながら心に誓った。
2005年夏至の夜はこうして更けていった。
goo | コメント ( 2 ) | トラックバック ( 0 )

ニニルチックにて

2005年06月09日 18時13分26秒 | アラスカ
キングサーモンが釣れた。
ネイティブ(野生)とハッチャリー(養殖)それぞれ1本ずつ釣ることができた。
19ポンドと24ポンドだった。残念なことにオスだったのでイクラは手に入らなかった。
帰宅後に捌いたのだが、切り身を60枚以上とることができた。すべてフードセイバーで真空パックしたあとフリーザーに格納したが、想像以上に重労働でくたくたになった。
一年分の鮭をストックできたようなので正直ホッとしている。

ふと昔々のことを思い出した。
小さい頃、塩鮭が大好きだった。
薄塩でぱりぱりに焼けた皮の部分が大好きだった。
その頃はいつも「大好きな鮭を腹一杯食べられたらなー・・」と思っていたことを憶えている。
それから数十年後、まさかキングサーモンを自ら釣って腹一杯食べることになるとは夢にも思っていなかった。
夢が叶い、とてもうれしく思っている。

うれしいのだけど、ただ、なんかこう・・もう少し大きな夢を持つべきだったような気もする。
goo | コメント ( 3 ) | トラックバック ( 0 )

忙しかった・・・・

2005年06月03日 16時53分53秒 | アラスカ
久しぶりの更新。
経理の検査で本社の偉い人たちが何人か来ていたこともあり、その準備や対応でちょっとばたばたしていた。
いろいろ検査してもらったが特に問題点はないとのことだったので、ホッと一息ついたところであった。

アンカレジは最近変な天気が続いている。
全体的に晴れてはいるのだが、スポットスポットで激しく雨が降ったり、強い風が吹き抜けたりと、なかなか落ち着かない。
そのおかげだろうか、木々の緑が一段と濃くなり初夏の風景のようになっている。
初夏のようだといっても、気温は日中で14℃~16℃ぐらい。
気を抜くと風邪を引いてしまう。

まだらに降る雨のせいだろうか、とても背の高い虹が出ていた。

そういえば、最後に虹をじっくり眺めたのはいつのことだろう。
何となく憶えているようで、しっかりとは憶えていない。
小学生の低学年の頃だったかな。黄色い長靴を履いていたような記憶がある。
誰と眺めていたんだろうか。父親か母親か、友達か。
ただ、ただ、虹を眺めていたことのみが、くっきりと記憶に残っている。
まぁ、虹の色はいつ見ても変わらないので記憶のギャップが鮮明になるのかもしれない。

そんなことを考えているうちに、いつのまにか虹は消えていた。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

ニジノフモト

2005年06月03日 16時23分28秒 | アラスカ

  虹の麓には
  伝説の宝が埋まっていると
  誰かが言っていた

  なかなか辿り着けないその麓には
  いったいどんな宝が埋まっているのだろう
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )