お隣Tさんの愛犬もんちゃんが、先週の水曜日から立てなくなってしまった。
すぐに病院に行き対処してもらったが、それ以来、家の中での介護がはじまった。
獣医さんによると、加齢による心臓と脚の関節の弱りが原因とか。
でもすごい!もんちゃんは復活したのだ。
今日のもんちゃん
もんちゃんは、16年前、霊園に捨てられていた。
お墓参りに来ていた家族の小さな女の子がもんちゃんを拾い両親のところに持って行ったところ
両親からダメと言われたらしく、その女の子はしぶしぶもんちゃんを元の所に置きに行ったらしい。
その一部始終を、Tさんのご主人がじーっと見ていた・・・・・ら、
もんちゃんがご主人を発見し走ってきたので、ご主人は迷いもせずに即!連れて帰ったというわけだ。
なぜご主人が霊園にいたのか?
それは、次の日が実母の一周忌だったためお墓を掃除しに行ったから。
そして、2ヵ月のもんちゃんをお土産として持ち帰った・・・。何土産?
でも・・・その1年前にはコロミちゃんという犬も拾っていたので、Tさんに言い出せず、はじめ車の中に隠していたらしい。
ご主人のことだから、いつの間にか車から出して、
「あ、こんなところに子犬が!」なんて手を考えていたんじゃないかな、とTさんは笑って言っていた。
だが、「車の中に子犬がいる」と来客人に見つかってしまい、あっけなく御用?となった(笑)。
なんでアニがいるのよ
今週火曜日に会った時は、もんちゃんは立ちあがっていて一応よたよたと歩けるようになっていた。
目もあまり見えず、耳も聞こえないらしいが、とても穏やかな顔をしていて、
食欲もあり呼吸もふつうということなので安心した。
「もんちゃんはこれまで何度も復活してきたんだから頑張ってほしい」と私が言うと、
病院でも同じことを言われたという。それほど、病院でも有名な復活犬なのだ。
さっき、ごはんをあげたばかりなのに・・・
そして昨日の木曜日、ワン!と何回も鳴いた!一週間ぶりだという。
よかったよ、もう聞けないかと思ったよ・・・。
歩き方も調子がいい。ミーちゃんもうれしそうにピョンピョン走っている。
ミーちゃんはもんちゃんが家に入ってからというもの、一匹ぼっちで寂しかったのだ。
歩けることがうれしそう
くるっと向きもかえられる
子犬の頃から、広い広い犬専用の庭で育った
今日、関節の治療が終わり戻ってきたもんちゃん。力強い鳴き声、健在。
でも、これからは週1の関節の治療と、2倍になった心臓の薬が必須のようだ。
老犬の星もんちゃん、ゆっくりがんばりましょう。
珍しい3ショット。アニが颯爽と歩いている・・・
ミーちゃんはお母さんがいるから安心らしく、いつもよりアンテナが鈍くなっているみたいね。
あ!ミーちゃん!後ろ後ろ!
ミーちゃん同様、アニも、もんちゃんが平気
おやつをくれるTさんも好き。幸せな猫だよ、まったく
捨てた人間に言いたい。
自分の子供のように毎日ごはんを食べさせ、散歩させ、大切に育て上げる。
でも、自分より先に弱る。介護する。最後は看取る。
この辛さ、わかってもらわないと困るんだよねー。
ゆっくりね
Tさん宅にはその他大勢の猫ちゃんがいるので、Tさんも体に気をつけてほしい。
来月はご主人が亡くなって1年になる。早いなぁ。
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