姉妹である。薄いグレーはひな。キジトラはこはく。2005年10月頃の生まれ。11月に家猫となる。今秋7歳。
経緯
11年くらい前に、近所でノラが2匹の子猫を生んだ。その後、その子猫の1匹(ミーちゃん)がお隣Tさんご夫婦の敷地で2匹の子猫を生んだ。子猫2匹はお隣TさんとTさんのお姉さん宅にもらわれる。その後またミーちゃんが3匹を生み、これ以上増やせないとTさんと相談。捕まえて避妊させることになった。運よく私がミーちゃんを捕まえ、Tさんが病院に連れて行ってくださり避妊手術。費用は折半。連携プレーはまだ続く。残った3匹の子は、私の作ったワナでTさんが3匹とも捕まえてくれた。そして、3匹中2匹が我が家、1匹はTさんにもらわれていったのであった…あー長い。ちなみに、親猫ミーちゃんはTさん宅の外猫となり、とても幸せにくらしている。Tさん宅も犬猫の大家族。しかもすべて拾った子たちなのだ。お隣がTさんで本当によかったといつも夫と話している。
その2匹…ひな&こはくだが、神経質の「こまったちゃん」なのだ。ミーちゃんが産んだ子供5匹中、4匹は人間に懐かない。残る1匹のミミちゃん(ひな&こはくの姉妹でTさん宅の愛猫)は小さい頃弱い子でTさんが甲斐甲斐しく面倒をみていたら、今では超甘えんぼになったらしい。我が家では、ちょうどハナオの闘病前に家に入れたので、あまり相手にできなかったのが慣れない一因かもしれない。
この姉妹、調子がいいとスリスリしてくるが、通常私の顔を見ると一目散に逃げる。家の中でノラと暮らしているようだ。だから薬など飲ませるときは一苦労。飲ませることではなく捕まえることが一苦労なのだ。余談&自慢だが(笑)うちではすべての猫に錠剤の薬を完璧に飲ませることができる。しつけた!飼い主は大変だろうけれど、しつけておくといいですよ。ひなは、これまた自慢だが(笑)薬を飲むのが一番上手で、現在1回6錠の薬を飲んでいるが、それを30秒以内で飲んでしまう。楽~。『猫錠剤飲み世界選手権』があったら金メダルを獲れると思う。
ひなの本名は『ひなたぼっこ』。 変な名前だが、こはくと一緒に小さな素焼きの植木鉢の中でひなたぼっこをしていたから、とホンワカしたエピソードがあるのだ。ここ数年アレルギーなのか痒がって毛をなめてしまいツンツルテンになってしまった。漢方を処方してもらい、ここ半年でだいぶ毛が生えてくる。つり上がっていた目が穏やかになってきた。性格もかな。
こはくは、小さい頃は琥珀色をしていたので、そう命名した。今じゃ、フツーの泥色です。これがまた、とんでもなく気がかりな子!それは、引きこもりだからなんです。新しく入った子に(遊びで)追いかけられたのが恐怖となり、押し入れから出てこなくなり、そこで用をたすようになってしまった。常時パニック状態で、捕まえると恐怖でよだれを垂らす。考えた結果、使っていない(じーちゃんの部屋だった)部屋をこはく専用にすることにした。でもこれはあまりよいことではないので、たまに私たちのいる部屋に連れてきては、大きなケージに入れて、普通の暮らしを取り戻すべくリハビリをしたが、ケージの中で固まって動かない。この方がストレスがたまる。だから今では、こはくの部屋に私たちがお邪魔をする形式をとっている。こはくが好きな猫を入れたりと孤独にさせないようにしている。試しに先日ドアを開けっ放しにしてみたら、興味津津で猫どもが入るわ入るわ…みんな出ていかない。こはくは高い場所で固まって眺めていたが、前よりは睨みつけるような目ではなくなっていた。ちょっと落ち着いてきたようだ。私も毎日一対一で遊ぶようにしているせいか、以前より私にも打ち解けてスリスリしてくれるようになった。抱っこもできるし、よだれもなくなった。こんな生活が1年半くらい続いている。今は、これからのことはちょっと考えられない。こんな感じを続けていくしかないかなと思う。痛いのは、こはくのためだけに暖房をつけるので光熱費がすごいこと。今年の冬は特に。とほほです。
でも、なんだかんだで2匹ともかわいいです。(ホントですよ!)でもね、狭い室内での多頭飼いは考えもの。外で飼うのも不安要素がある。頭が痛い。
長々とすみません。こんなに長くなるとは思わなかった。
コダマの方がもっと黒くて泥っぽい模様でしたけどね。
猫は元々単独生活らしく、こはくちゃんは猫らしい猫なのかも。
多頭飼いは大変ですが、うらやましくもあります。
光熱費は困っちゃうね・・・暖房はこたつなんかは駄目かしら。
コダマには、冬は羽毛布団を畳んでもぐってもらっていましたよ(笑)。
コダマちゃんに似ているなんてうれしいです。