ネットで検索すると「ゼノグラシアから目をそらすな」みたいな否定ワードが上位に来てしまうなど、一部で黒歴史扱いされてるようですが(苦笑)、
(表紙を見る限り決してロボットアニメ本には見えず、書店だったらレジに持って行くのが絶対恥ずかしかったと思う)
『アイドルマスター XENOGLOSSIA』。
MODEROIDから主役ロボ「インベル」が発売になったので、またしても人生初視聴。
先入観なくSFロボット作品として観ると、普通に面白かったです(事前に批判を知っていたこともあり)。
…ただ自分もゲームをプレイするのでわかりますが、アイドルマスター初作品ということで、ゲーム延長線のアイドルものを期待したプロデューサー(プレイヤー)達の気持ちも理解はできます(笑)。
ストーリーを盛り上げるためには時に敵役・仇役も必要で、そっちに推しが配役されたり、そもそも出番自体がなかったアイドルのプロデューサー達にとっては、それはそれはいたたまれなかったことでしょう…。
心情計り知れません。
(その場合は劇中劇として、アイドル達が作品を熱演していた、とでも考えると多少は気が楽になったりとか??)
観ていて監督名に見覚えがあると思ったら、「鉄血のオルフェンズ」と同じ長井龍雪監督でした。
後半結構話がシリアスなのにも納得。
『アイドルマスター』と名を冠したシリーズ作品の中では異端の存在と言えると思います。
アニメの話はこれくらいで、ここからはプラモとインベルの話を。
インベルなど【iDOL(アイドル)】とは「immortal defender of legatee」(遺産相続人の永遠の守護者)の略だそうで、
放映当時もプラモはスポンサーのバンダイからは発売されず、コトブキヤから発売されただけのようでした。
(未だスーパーロボット大戦にも登場してないそう)
劇中ではインベルは30mくらいと説明されていましたが、正確には全高38.83m。サイコガンダムくらいの大きさです。
でも肩の出っ張りが大きいので、頭の高さでいうと30mくらいで合ってるのかな?
設定と同じく変形します!
劇中には他にも幾つかiDOLが登場しますが、どれもプラモ化はされておらず、どんな形か今イチ不明…。
だったら!ということで、またしても設定資料をネットで探して購入(←バカ)。
(表紙を見る限り決してロボットアニメ本には見えず、書店だったらレジに持って行くのが絶対恥ずかしかったと思う)
似たような形のネーブラ・ヌービアムも、どうせだったら出してほしい!!
そしてまじまじと設定画を眺めるうち、自分の中にふとある違和感を覚えました。
なんか…胴体が…ない…?
上のネーブラではよく見えませんが、インベルはハッキリ、脊椎みたいなのが1本ついてるだけです。
同じ監督作品のバルバトスを思い出しました。
そう言えば、これもない…。
インベルは可変機だからまだわかるとして、バルバトスは…。
ちなみ最初のコンペの時には胴体はちゃんとあったようです。
個人的にはこっちの方(胴体)が良かった気がする…。
最近の若い人は胴体無いのが好きなんでしょうか?
どちらもデザインには後に監督の意向が入っているそうで、単に監督の趣味ならいいんですが、自分のセンスが古くなってきたんだったら結構ショックが大きいかも?!
アイドルマスターを観てそんなことを感じた今日この頃です(苦笑)。