OUT GRADEへの道

出戻りモデラー 幸幸 のガンプラ他プラモの製作記。
3Dプリンターを使用してマイナーMSを製作中!

ALICEの懺悔

2023-03-25 14:00:00 | 読書日記

【ガンダム・センチネル ALICEの懺悔】



連載時にもMOOK版にもありませんでしたが、小説版のタイトルにはサブタイトルが追加されています。

【ガンダム・センチネル】というと多くの方は、

こっちをイメージされるのではないでしょうか。

S(スペリオル)ガンダムが登場するアレです。

(表紙はEX-S(イクスェス)ガンダム)

 

自分はモデルグラフィックス誌での連載時より、毎回読むのを楽しみにしていました。

昨今では普通となった『ガンダム V.S. ガンダム』の構図を、紙面上ではあるものの、

公のメディアで初めて取り入れた作品だったと確か記憶しています。

(こちらに関しては後述)

途中ガンダムからの卒業を公言していた時期もあり、自分的には近年購入のMOOK版が2冊目、小説版も2冊目という、

今から考えるとちょっと勿体ないことしたなあという、ALICEとは別の懺悔の気持ちがあったりします(苦笑)。

 

月刊誌での連載から1冊に再編集されるにあたり、当時小説の方もかなり改稿されていました。

こちらの単行本を読むまでは、てっきりMOOK版が本来のセンチネルで単行本は加筆修正版だと思っていましたが、

実はそうではなく、再編集時に予定の2倍の原稿が上がってきたため(苦笑)、泣く泣く内容を3割ほど削って詰め込んだのがMOOK版だと知りました。

そのため加筆修正版ではなく、こちらの単行本の小説が本来の完全版となるのだそうです。

なので苦労して連載時もMOOK版も読んだ(読みにくいと編集者自ら言及してるしw)者として、敢えて読み方をアドバイスするなら

 ・小説は単行本で読む。

 ・MOOK版を傍らに置き、小説を読みながら写真と設定を楽しむ。

みたいにすると、努力が無駄にならずに済むかも、です(苦笑)。

 

 

そしてここから先は余談になりますが、上の『ガンダム V.S. ガンダム』の構図、実は個人的には連載時にはあんまり盛り上がりませんでした。

今でこそライバル機の『G-V(ジーファイブ)』(Mk-VではなくG-Vと呼んでほしいというのが、当時デザイナーの明貴美加さん談)といえば、

あの青い、カッコイイ機体として認知されてますが、あれはMOOK版で改稿された姿で、誌面初登場時には実にビミョーな姿で……。

残念ながら当時の雑誌は残ってませんが、設定画で近いのがコチラ。

(MOOK『GUNDAM WARS Ⅱ MISSION ZZ』掲載版のイラストですが、これでも当初の設定画よりだいぶカッコよく描かれてると思う)





カラーリングはアイボリーの下地に赤のラインで、これもまたビミョー……。

参考までにこんな色してました。(これって連載時から顔だけ挿げ替えたもの?)



最終的にあのように変更して大成功だと思います。

 

あとMOOK化では最終巨大MAが追加されたりして……と、語り出すとこれも長くなるので今回はやめときます(苦笑)。

またセンチネルMS製作の際にでも。

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ツーショット撮れませんでした・・・

2023-03-19 20:00:00 | 日記

本当は旧1/144キットとツーショットを撮る予定が、度重なる引越しで一部パーツが行方不明となり、今日は泣く泣く断念……(涙)。

そのうち出てきたら、また追加しようと思います。

 

今日はHGUCガンタンクを撮影!!

(これも長いこと忘れていました)

もう1つガンキャノンも残っていますが、この2体の製作記録をつけようと思ったのがきっかけで、このブログを始めました。

そういう意味ではなんか感慨深いです……。

(途中の試行錯誤段階のページは見苦しいので削除してます)

 

コクピットのハヤトの塗り分けに苦労したのも、今となってはいい思い出(笑)。

 

例によって同じモノを沢山載せても鬱陶しいと思うので、他の完成写真はサイトの方にUPしてます。

興味のある方はそちらへ……。 ⇒ 完成品置場

 ⇒ 製作記

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HGガンダム途中経過⑦

2023-03-19 00:00:00 | 旧HG. ガンダム -完成-

3Dプリンターでのパーツ自作もいよいよ大詰め。

個人的には足の裏に次いで2番目に気になっていたところの(笑)シールド裏です。

 

HGUCと比較して大きめのシールド。

今と昔でシールド形状の解釈も、こんなに違ってたんですねー。

イメージを崩したくないので、形は変えずに使用します。

(左がHG、右がHGUC)

 

問題の裏側がコチラ。

昔はモールドなんて気の利いたモノはありませんでした。なので面積が広い分、余計に気になります。

 

マウント部の形状が独特なのは後述するとして、このままではさすがに……と思い、

何か追加できそうなディテールがないか探しました。

 

案① パッケージイラスト

カッコいいのですが、本体とのバランスを考えるとちょっと細かすぎるかな……。

 

案② 説明書イラスト(1)

言わずと知れたVer.kaの元イラスト。今回のHG用とは違うか……。

 

案③ 同じく説明書イラスト(2)

武器の説明に使用されている方ですが、この中では一番しっくりきました。

 

よってこれをCADで設計。こんな感じに。

 

数回修正を加えた後、サーベル2本とプリンターで出力。

特殊な形状のマウント部にライフルもピッタリとフィットしてくれ、継ぎ目を消したら基本はこの状態でいこうと思います。

あそこのライフルの隙間って、こんな風に使用できたんですねー。

サイズ的に現行のシールドでは、ライフルがはみ出してしまうこともわかりました。

 

とりあえず自作パーツの原型はこれで全部作れたので、ここからは普通に製作開始です。

ちょっとのつもりが、結構時間かかってシマッタ(苦笑)。

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HGガンダム途中経過⑥

2023-03-16 22:00:00 | 旧HG. ガンダム -完成-

本体側、残る肝心な個所は1つ。

腰に輝く連邦マーク!!!(笑)

 

取付前

取付後

個人的にシールと実際に立体が有るのでは大違いだと思ってますが……いかがでしょう??

 

改造前と改造後の比較

本体部分、一旦ここまでの総括です。

 

前面

目線を下げられるようにしたので、だいぶ印象が変わった?

あと足の取付位置、開き方も見てわかるでしょうか。

 

背面

踵周りが大きく変わりました。

アンクルガードは分離、可動式に。

 

参考までにHGUCと比較

首を短くしたので、身長はHGUCに若干近付きました。

手首を切って腕全体を短くしましたが、それでもHGUCよりは若干長め。

 

アンテナを短くするかどうかで、まだ迷っています。

 

最後の難関武器類に入る前に、更なるスピードアップのために電動ツールの導入を決めました!



アルゴファイル『アルティマ』シリーズ、サンダーとルーターです。

初心者向けに速度調整可能なもので、上級者向けに負荷がかかっても速度が落ちないオートトルク機能が付いていることが、選んだ理由。

特に記載はしてませんが、手首のカットなど、数年前に購入した超音波カッターが今回かなり活躍してくれてます。

値段は張っても、その分の手間が省けると思えばーー。

レジンやPLAの切削作業に活躍してくれることを期待♪

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HGガンダム腕の改造②

2023-03-15 20:00:00 | 旧HG. ガンダム -完成-

マウントラッチ・手首取付部と同時に始めたのが肘関節。

 

③肘の隙間から背景が見えます(笑)。

ジョイント部がむき出し――とかいう以前の問題で、今のようにパーツで隠すという発想はなかったのでしょう。

そこはHGUC等を参考に、素直にパーツを追加してやることにしました。

 

設計した関節カバーがコチラ。

何の変哲もない、普通の肘カバーです。

あっという間にプリント/取付けも完了したのですが、

――う、動かん?!

致命的なミスに気付きました(泣)。

 

現在とは違う特殊なジョイントパーツのため、思いっきり内部に当たってしまいます……。

 

それからは悪戦苦闘で(汗)、何度も何度も設計しては出力、修正しては取付けの繰り返し。

以下一部ですが、これを上下2パーツに分けてみたり、

上側

下側

干渉部分を小さくしてみたり――。

 

でも結局どれもうまくいかず、最終的にはデジタルをやめて、昔ながらのアナログ策で解決を図りました(苦笑)。

3㎜プラ棒とMGでよく余るポリキャップ(笑)で関節を製作。

結果ポリキャップはむき出しとなりますが、それはそれでレトロ感があっていいんじゃないかと。

この結論に至るまでに約1週間、接着剤が乾燥するまで更に数日が必要となったのでした。

(それでも食器乾燥器のお陰で、だいぶ短く済んでると思います)

 

肘の製作が決まった時点で、同じく取りかかったのが手首。

④元の手首はHGUCと比較してだいぶ薄い≒長い。

左がHG、右がHGUC

 

なので取付部分の形状変更に合わせ、手首側も1/3弱切り詰めました。

左がキット、右がカット後

こちらも取付軸を再接着する必要があり、肘と同じだけ乾燥時間に割いてます。

 

腕の改造に関しては以上で終了、

残る一つ肝心なところをやって(笑)、本体側の改造は終わりです。

あ、ライフルの持ち手がまだだったか――。

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