前回コテンパンにやられてからあっちこっちで情報を集め、しまいには巷でウワサの『ChatGPT』にまで質問して(笑)
3Dスキャンに適した条件を考え続けました。
3Dプリンターと違って3Dスキャナーは設定で特に迷いそうなところはなく、
違いがあるとしたら純粋に腕の問題かなあなどと考えたりもしましたが、
どうやらそんなこともなかったようです。
『ChatGPT』に教えてもらった大事なポイントとしては1つーー①周囲を明るくする。
これはスキャナーが光の反射を検知し易くするためだそうで、言われてみればなるほどなと納得。
加えて自分なりに考えた結果、実験的に②スキャン速度を上げるということを行ってみました。
というのも0.02㎜間隔という超高精度スキャンを行うため、ゆっくり行うと多分ビミョーに対象がブレたりして、
余計なノイズを拾うんじゃないかと……。
また前回赤を拾わないのは判明したので、パーツにホワイトサーフェイサーを吹き③全体を白くしました。
今回はこんな感じで。
裏側はうまくスプレーされず多少赤が残っていますが、まあ、裏側なんで。
そしていざ再々々々々……チャレンジ!!
ーー結果はこう。
元々大きく影になっている部分は光が入らず、輪郭がぼやけてしまってるように見えます。
(2軸ターンテーブル使用で通常/+10°/-10°と角度を変えて3回スキャン実施)
裏側は更に酷く、光の反射が全く検知できなかった箇所には穴が幾つもーー。
ちなみにこの状態を拡大するとこんな感じ。
全体を面ではなく、小さな点の集合体として捉えています。
なのでここからはソフトを使用して点と点を繋ぎ、不要なノイズを除去。
そうするとーー、
おお!!
穴も塞がって、今度はいけたんじゃないでしょうか?!
コツを掴んだ??(万歳)
スキャナーにはもう少し綺麗に立体を仕上げるソフトも付属するのですが、
とりあえず自分はCADで同じ形のパーツを作るための原型が欲しかっただけなので、
足首に関してはこの形で進めます。
次はFusion360へのデータ取り込みですが、きっとこれも苦労するんやろうなぁ(苦笑)。