9月20日(土)、八戸市美術館2階の講義室で「中学生美術セミナー」を実施しました。22名の中学生が参加して熱心に制作に打ち込みました。
内容は「自画像デッサン」を「ハイライト描法」と呼ばれる技法で制作する課題で、色の付いた紙に黒と白のパステルで描く技法です。
美術コースの担当教員3名が指導にあたり、また美術コース在校生2名がデモンストレーターとして参加し、中学生と一緒に制作しました。
写真は高校生の作品です。
午前9時30分から描き始め、昼休みをはさんで午後2時40分まで、約4時間制作しました。
実習後のアンケートでは、「楽しかった」「良い勉強になった」「丁寧に指導を受けてためになった」という意見の他、「上手い人が多かったので気合いが入った」「集中し過ぎてちょっと疲れた」という意見もありました。
難しかったところは何か、という質問に対しては、「構図」「明暗のつけ方」「光の入れ方」「顔のパーツの描き方」「バランス」「目鼻の位置関係」「服の立体感」「ハイライトの入れ方」「パステルの使い方」など、専門的な解答が多く見られました。
パステル画の他、どんな課題をやってみたいかという質問では、「油彩」「水彩」「風景スケッチ」「イラスト」の希望が多く、要望に応えるような課題を今後も企画する予定です。