第14回高校生国際美術展において、美術コースの3年生5名が入賞しました。
内4名が6月29日(土)、六本木のホテル・リッツカールトン東京で行われた
表彰式に参加しました。
表彰を受けたのは「産経新聞社賞」工藤あかりさん、「優秀賞」高成花織さん、
「秀作賞」志村美幸さん、「奨励賞」中野亜理沙さん。
特に工藤あかりさんが受賞した「産経新聞社賞」は、
応募総数10812点の中で、上位12名に入る賞です。
4名の作品は国立新美術館に展示されました。
工藤あかりさんの感想文
私は今までコンクールで賞をいただいたことが一度もなかったので、
この表彰式は本当に緊張しました。
受賞した作品は八戸の港の風景を描いた油彩画です。
そこは私の好きな場所で、一生懸命描きました。
このような良い結果が出せてとても感激しています。
漁港にあるコンクリートの建物は年月を経て味わい深くなっていました。
建物には重厚な色をのせ、空には対照的に明るく彩度の高い色をのせました。
表彰式で審査員の方に、そこが良かったと言っていただいたのは、
何よりうれしいことでした。
表彰式の後、国立新美術館で入賞者の作品を観ました。
とても奇抜で、高校生らしいアイデアに溢れ、本当に勉強になりました。
今後は写実的に描写するだけではなく、
もっと面白味のある楽しい絵を描いて行きたいと思いました。
作品を紹介します。
工藤あかり「八戸」F30油彩
高成花織 「金比羅丸」F30油彩
志村美幸 「見下ろす木」F30油彩
中野亜理沙 「日常」F30油彩