SAKURA Artsalon Tokyo

株式会社サクラクレパス主催の絵画教室です。

4月22日(月)に開催された美術の時間の様子です。

2019年04月25日 | 教室紹介

藤岡敬三先生「下地から表現する動物画」の講座の様子をご紹介します。

 

藤岡先生参考作品

 

絵は「下地から始まる」と、藤岡先生のレクチャーから講習会がスタートしました。

今回作る下地は、藤岡先生のオリジナル。

建材として使用する、シェルパウダーとジェッソをミックスし、ザラザラした質感の下地です。

 

使用する材料についての説明が終わり

調合開始。

パウダーの量がポイントです。

少なすぎ、多過ぎでも当然ダメですが、丁度を見極めるのはやっぱり難しい。

 

ペインティングナイフの使い方も説明しつつ、画面を丁寧にならしていきます。

パウダーの塊や、逆に全くない場所などの斑を無くす。

後の制作に大きく影響しますので、ここは丁寧に。

 

そして

次の工程へ。

ご用意いただいた資料の動物写真を、画面へトレースします。

 

資料をF4号サイズに拡大コピー。

写真では見えるか微妙ですが、結構大胆なザラザラ面。これが、動物の毛並みの柔らかさ表現に効いてくるそうです。

 

それにしても、皆様のお持ち頂いた動物資料がどれも可愛い。

思い入れを感じます。

 

理想は、全工程油絵具が良いそうですが、今回は作業のスピードを上げるために、最初の一色目はアクリル絵具を使用しました。

 

午前中は、後から塗る個有色を意識し、補色の関係になるような色を大きく全体に塗っていきます。

ザラザラ面に色が乗ると、これだけで既に良い感じに見えてきますね。

 

午前中はここまで。

下地を作って、全体へ一色塗る所までです。

午後からは、このザラザラ面に描写していく工程です。

 

つづく

 

 

(大統領)