投資家の目線

投資家の目線558(書店の閉店)

 2月の終わりに芳林堂書店の破産申請が報じられた。出版取次の太洋社の自主廃業が影響しているようだ。勤務先の周辺でも10年ぐらいで3件の書店が閉店している。上場している(出版社ではない)書店は三洋堂ホールディングス、丸善CHIホールディングス、文教堂グループホールディングスぐらいなので、株式市場にはあまり大きな影響はないかもしれないが・・・。

 紙を補うほどではないが、講談社はデジタル関連が好調のようだ(デジタル、4割増収、講談社の前期、雑誌定額が好調。2016/02/29 日経MJ)。楽天も書籍販売を強化している(楽天、書店と連携強化、実店舗とネット販売、データ相互活用。2016/03/01 日本経済新聞 朝刊)。町の書店を残すのは難しそうだ。大きな街ごとに大きな書店が数軒残れば御の字かもしれない。
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