投資家の目線

投資家の目線229(最近の秋葉原)

 先月23日に秋葉原にAOKIが開店した。しかし、ブロッコリー運営のゲーマーズは昨年増床した部分を閉鎖した。業務提携しているアニメイトは増床したが・・・。昨年来、石丸電気も数店舗閉鎖した。12月には、ラオックスのアソビットキャラシティがあったビルがジーンズメイトになる。一方、同社のアソビットゲームシティは地下1階以外の部分にデューティーフリー館が移転し、本店も外国人客向けに改装した。

 神田地区では今年5月に、住友商事が北千住に一部移転予定の東京電機大学と再整備することで合意している。そうすれば丸の内から神田経由で秋葉原、上野まで一気通貫のビジネス街ができる。秋葉原も普通の街になっていきそうだ。
----------------------------------------------------------------------
・週間プレイボーイの短期集中連載「日本の司法をダメにする最高裁事務総局の正体」取り上げられていた、元裁判官の安部晴彦氏の「犬になれなかった裁判官(司法官僚統制に抗して36年)」(NHK出版)を読んだ。日本の司法について考えさせられる。
・日本郵政の社外取締役に元検事総長の原田明夫氏が就任した。原田氏といえば、元大阪高検公安部長の三井環氏が検察の裏ガネ事件公表前に逮捕された当時の検事総長だ。これで日本郵政に対するコンプライアンスが有効に働くのだろうか?
 

 最近BNPパリバ証券が処分されたが、コンプライアンスについて問題視された昨年のアーバンコーポレイションの経営が破綻したときに社外取締役を健康上の都合で(この時期に健康上の都合なんてずいぶん間がいいなあ)辞任した土肥孝治氏も元検事総長だった。元検事総長だからといって、あまりコンプライアンスに役に立たないように思えるが・・・。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「都市再開発」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事