投資家の目線

投資家の目線77(株主優待廃止)

 ユニ・チャームが、株主優待制度を廃止すると報道されている(2006/11/14日経金融新聞)。株主優待は一定の個人株主にとっては魅力あるものかもしれない。しかし、資産運用会社のような法人株主(日本の場合は信託銀行名義が多い)にとってはあまりメリットがない。彼らにとってそれを換金するのは大変手間がかかる。
 かつて遠方の百貨店の株式を保有しているときに株主優待制度の買い物の割引券が届いたが、相当高価な買い物をしないと交通費にも見合わないので結局使用しなかった。このように株主優待は法人株主のみではなく、個人株主にとっても有益とは言いかねる。株主平等の原則から言うと、株主優待は縮小していくのが正しいあり方だと思われる。
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・大阪府 刊行物の3割廃棄処分(毎日新聞2006/12/3)という記事があった。都市部では自治体の広報誌が新聞に挟まれて配達されているが、廃棄されて無駄になっているものはないのであろうか?
・12/3のサンデープロジェクトに堀江被告が出演していた。判決前の被告がテレビ出演するのは珍しく、興味深い。
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