投資家の目線

投資家の目線581(宅配ピザ屋の閉店)

 宅配ピザ「ピザ・ウイリー」の、ある店舗の看板が外され、閉店していた。さびれた感じの店だと思ったら、フランチャイズ本部は2年ほど前に自己破産していた。国道沿いではあったが、幹線道路というよりは住宅地の生活道路といった感じの場所であった。

 最近、ピザハットは表通りに既存店の移転を始める。家賃は上がるものの、その方が広告費を削減でき、持ち帰り客が増えることから、売り上げ利益とも増加したという(「持ち帰り客狙い表通りへ、ピザハット、宅配専業モデルから転換、店内飲食は課題多く。」2016/8/1 日経MJ)。先の閉店した店舗はその条件を満たしておらず、存続は難しかったと思う。

 日本で上場している宅配ピザチェーンは、ピザハットを運営する日本KFCホールディングス、ピッツァ サルヴァトーレ クオモのワイズテーブルコーポレーションぐらいで、あまり株式市場に影響を与えないかもしれないが。

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