書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

中峯・法語

2006-11-08 07:35:03 | Weblog

中峯(1263-1323)
名は明本。
彼の趙子昂が弟子の礼を取っていたと言われ高徳な人物であったらしい。
先の馮子振が泥を練り、趙子昂が運搬し、中峯自らが壁を塗って、
幻住庵を構えたと言う逸話が残っている。

法語
彼の字は奇異な風格を持ち、柳葉書、笹葉書きと言われる流れを汲む。
技巧を弄せず明鏡止水の心境が覗われる。