書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

題義公禅房  孟浩然

2012-03-02 10:04:13 | Weblog
義公習禅寂
結宇依空林
戸外一峯秀
階前衆壑深
夕陽連雨足
室翠落庭陰

看取蓮花浄
方知不染心

義公禅寂に習いて
宇を結んで空林に依る
戸外一峯秀で
階前衆壑深し
夕陽は雨足に連なり
室翠は庭陰に落つ

蓮花の浄きを看取せば
方めて不染の心を知らん

春の眠りの心地よさ 孟浩然全訳詩集
公庄 博
創文社


物語・唐の反骨三詩人 (集英社新書)
荘 魯迅
集英社


孟浩然詩の研究
豊福 健二
豊福健二