書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

送平淡然判官  王維

2012-03-07 08:38:18 | Weblog
不識陽關路
新従定遠侯
黄雲断春色
畫角起邉愁
潮海経年別
交河出塞流
須令外國使
知飲月支頭

識らず陽関の路
新たに定遠侯に従う
黄雲 春色断え
画角 辺愁起る
瀚海 経年の別れ
交河 塞を出ずれば流る
須らく外国の使いをして
月支の頭に飲むを知らしむべし