にらログ

いいにらとは何なのかということを日々探索するにら専業農家のブログ。

記録

2011-04-20 19:35:49 | にら
 今日は5~19℃。風がやめばポカポカ陽気だが吹くと4/20なのかという感じ。
 ハウスは全開だが、明日から刈る所から1週間先までくらいは伸びているので風で倒れないよう30回ほどしか谷は開けてない。ハウス内は4~27℃。意外と最低気温が低い。

 

 本日刈った泉2の4,5列。刈取りナント28c/s。予定より多かったのであわててコンテナを追加した。そして出来高52c/s。僕の記憶ではこれほどの量はない。妹が休みの時に限って多いような気がする。
 全体として大きさが揃っているので、灌水時の液肥の吸入方法を変えたことが効果があったみたいだ。去年と違ってとにかく時間をかけている。灌水時間は変わらないが液肥を吸わせる時間は2.5倍にした。いまのところ液肥の量も2/3で済んでいる。

 出荷が終わって選果場にいくとまたイチゴをもらった。外品なのですっぱいものが多いが買ったわけではないので腹は立たない。いつもありがとうございます。お礼ににらを置いてくる。

 

 泉4にプラウをかける。とりあえず口開け。



 プラウの刃先を交換したせいか去年より土の返りが良い。換えて良かった。これほど違うとは。気付いたから良かった。とりあえず6ハウスかけた。

 夕方に浜畑の上の田んぼの地主さんのところに地代として米1俵を持っていく。僕はコメを作っていないので、去年、人に頼んで作ってもらったのだが何故だか僕が作ったということが地主さんに伝わってなかったのであわてて持っていく。去年まで作っていた人が亡くなったので僕が作ることになった経緯を伝えて下さいと何回も頼んでおいた人が伝えていなかったらしい。マッタク。

 最近はコメが安いので小作料も無しで作ってくれさえすればいいからという話も聞くが、こっちら辺の規模でコメの単価を考えればどう見積もっても赤字の様に思えるのだがみんなどうしているのだろう。もはや小作料の問題ではないと思うのだが。

 うちはハウスに上の田んぼから雨の日に水がドッと来さえしなければいいだけなのでコメが植えてあろうが無かろうが構わないのだが、あまり金にならないせいか水管理もいい加減で、辺り一帯の田んぼが全部そんな感じなのだ。もうほとんど趣味の世界。
 魚釣りですらいっぱい釣ろうと一生懸命になるのだが、コメは何も努力している様子がない。堆肥は入れないし、プラウもかけない。秋に刈り取って今ごろロータリーをかけている。高齢者が多いのに暇はないのか。昔のお年寄りは勤勉だったなあ。僕が言うのも変だけど。
 でも水戸黄門だけは欠かさず見ているらしい。僕が子供の頃はTVばっかり見てると馬鹿になるとか言われたけど。元気なお年寄りは見なくなってきたなあ。冷や水嫌いなんだろうなあ。見習いたくなるようなお年寄りが出てこないかなあ。
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堆肥ふり3

2011-04-19 20:15:21 | にら
 今日は最高14℃。寒い。おまけに10時ごろには雨まで降った。ハウスは30回ほど谷を開けていたが閉めに行った。
 今日の刈取りは泉2の2,3列。23.5c/s。出来高44c/s。一列22c/s。今季最高の収量。にらもいい韮。文句なし。出荷は午前中で終了。本日より市場出荷の小袋は大きいサイズとなった。

 

 午後からは泉2の①ハウスのマルチ返し。それから



 泉4に堆肥ふり。普通は軽トラから直接散布する。この方が膝や腰を曲げないので楽にできる。今日は母がダウンしたので一人減でバタバタしなかったが、人が多いとタイヤショベルは休む暇がないほど忙しくなる。



 残り6ハウスに散布完了。みんな疲れているので明日は出荷のみにした。あさって浜畑の残りをふって堆肥ふりはとりあえず終了となる。花房牧場の堆肥も全部運んでもらった。松本君、耕一君お疲れ様でした。ありがとう。

 堆肥散布後、ロータリーをかける。普通の2でロータリーが2で往復うち。19時半に終わる。とにかく寒かった。今日から夏ズボンに換えたところだったのに。

 マルチ返しもあと7ハウス。先は見えた。堆肥入れが終わればプラウ作業が待っている。頑張らねば。にらがいい韮なので毎日刈取りに行くのが楽しい。さあ風呂でも入って明日に備えよう。
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堆肥ふり2

2011-04-19 01:53:48 | にら
 今日は12~20℃だったが北風が強いうえいまいちスカッと晴れなかったのでちょっと肌寒い一日だった。
 泉3の33列と泉2の1列目を刈る。泉3は西側横サイドになるためかなんと13.5c/sの刈取り。全部で23c/s。出来高は昨日より多くて95束入り。全員集合だったため12時半に終了。

 
 
 

 午後は14時から泉3の11ハウスをマルチ返し。その後浜畑の堆肥をふる。2ハウスほどひろげた所で堆肥がくる。ここからは軽トラでピストン輸送。8台分だったのですぐに終わってまた下ろした堆肥をひろげてもらった。

 

 マルチ返しの間に苗床②にロータリーをかける。これで鋤き戻し完了。

 
 
 

 苗床①③④。15分ほど散水。例年より生育は遅いがその分がっちりしている。

 意外と乾燥するので泉1に30分。泉3にトミー10k、67分灌水。

 堆肥ふりは17時ごろ終わって、ハウスを閉めた後嫁に軽トラを洗ってもらって浜畑にロータリーをかける。普通の2でロータリーが2の往復うち。4ハウス終了。帰宅19時。昨日より早かった。

 にらの生育は例年になく順調。今の時期葉先枯れや伸びすぎ、風による倒伏が全くないのは珍しい。しかしここで油断すると失敗する。勝って兜の緒を閉めろというではないか。市況は例年通りの展開。予想どおりなので問題ない。安値安定。

 今年は今のところ春らしいポカポカ陽気というものがない。意外と風は強く、気温が低いというわけではないけど暖かくない。雨は少なく乾燥している。去年は底冷えのする寒さも来たりしたが最高気温は高い時があり、雨は多かった。作業する分にはいいのだが梅雨はどうなるのだろう。せめて冷夏にはならないようにお願いしたい。
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堆肥ふり

2011-04-17 23:03:22 | にら
 今日は最高21℃だったがなんだか霞がちの天気なのでハウス内に気温はたいしたことはなかった。といっても全開してる。
 本日刈取りの泉3の31,32列は23c/s刈取りで出来高43c/s強。長くはないが重たかった。西の横サイドなので通風が良かったためか。二人休みでも15時には出荷終了。




 泉4に堆肥ふり。5ハウス終了。軽トラ2台でピストン輸送。タイヤショベルで積んでは運びでふり手が4人だったが、休む暇もなく、画像も撮れず。17時過ぎに終わる。

 

 その後は浜畑に堆肥を搬入。5ハウス分。夜半に雨との予報なので念のためビニールを張っているここに持ってきてもらった分は全部運んだ。これでもし雨が降っても仕事ができるし堆肥も濡れずに済む。

 堆肥はとりあえず片付いたので、さっき堆肥をふった泉4にロータリーをかける。普通の2でロータリーが2。うち残しがないように往復した。終わって帰ってきたら20時20分。ハウス閉めと軽トラ洗いは嫁がやってくれた。昨日遊んだからその分働かねば。
 トラクターの後ろの作業灯がつかなかった。直しておかないと。めったに夜にトラクターで作業することはないので気付かなかった。なくても何とかなるけどやはりハウス内は神経使うのであったほうがいい。

 しょうけを三つ購入。製品名は「石み」となっている。大きい方だ。1080円。この間まで980円だったけど値上がりしていた。小が780円でこれも100円上がっていた。

 遅くまで頑張ったので充実感がある。ただひたすらにタイヤショベルに上っては下りの一日だった。そういえば意外に乾燥しているので泉2にトミー10kと灌水1時間。結構バタバタした日だったが仕事は捌けた。とりあえず一安心だ。
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リベンジ?

2011-04-16 19:11:05 | つり
 本日は出荷がない。8時ごろハウスを開けに行くと堆肥置き場に松本君がいた。早い。
驚いたが、今日はいないのでとタイヤショベルの鍵を渡しておく。

 

 とりあえずざっと押しておく。あとはプロにお任せで。

 曇天というより視界が悪いといった空模様だがハウスは全開に。さあこれから出漁許可をもらったので我が故郷の海へタコとキス捕りに出発。
 今日は鍬も直したし完璧だと思ってまずキス釣り。一投目でキス。あと珍しく鯵がきた。しかしその後続かず。瀬の先の方へ移動しようとスパイクブーツを過信して海草の生えた岩の上を歩いていると、滑ってしまってお尻まで海に浸かってしまった。
 久しぶりに海に落ちた。こんな時に限って着替えを持ってきていない。がしかし、そのうち乾くだろうと気にしないで、今度はタコ取りへ。さすがに鍬があると楽楽だとあっという間に5匹捕るがここでまた鍬の柄が折れる。
 だが今日はひるまない。意地でも10匹は捕らねばと頑張った。

 

 結果は13匹。石で4匹。穴で9匹。タコのみでやればたぶん30ぐらいはいける。僕の記録は高校生の時の75匹。でも近くの先輩は105匹捕ったのだ。
 浜の降り口に孫を二人連れたおばあちゃんがいたのでタコを1匹進呈する。昔はもらってうれしかったのだが今はあげて喜んでる自分がいた。僕もすっかり大人になったんだなあ。

 一応タコは捕ったから帰ろうかと思ったがエサが残っているので試しに今まで釣ったことのないポイントで投げてみた。

 

 結果は18~23cmを9匹。エサが切れて終了。ツ抜けならず。が、この新ポイントは今後有望だ。今まで釣れなかった干潮時から上げで釣れるのだ。ちょっと感動。これで一日中投げ釣りできる。ありがたい。
 最近の釣りはデータ収集の意味合いが強いため釣果にはさほどこだわりがない。たまにしか釣りに行けないとなればついつい実績ポイントや得意の釣り分野ばかりになってしまいがちだが、それでは今後の発展がない。とにかくいろいろ釣ってと嫁においしいものを供給しないと出漁の許可が下りない。
 釣った魚を食べるようになって、季節によって魚の味が変わるというのを知ったらしい。正直いって劇的な位違うのだ。だからこの時期はこれ、そしてこれとという風に捕っていくのだ。生き物の命を奪うのだからせめておいしく頂かなければ。喜んで食べてもらって成仏するのだ。タコもパートのおばちゃんたちに配った。もう成仏していることだろう。御馳走様。落ちて濡れたが海に感謝だ。今日もほんとにありがとう。

 
 
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