またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

復活…!?

2007-12-09 21:41:51 | Weblog
 あっしの携帯に一通のメールが届いた。
 「東京で就職が決まった」という内容。

 送り主は伝説のお笑いコンビ『ハンドア』のSHUN坊こと、伊藤峻君だ。今でも仙台に戻ると遊ぶ仲だ。詳しくは10月のブログを見てください。
 
 峻君とあっしはバイトで運命的な出会いをした。音楽が共通していたり、同じ歳だったので、すぐに意気投合し、バイト帰りはよく遊んでいた。一番の思い出といったら、去年出場した「M-1予選」だろう。
 あっしは表現の場をお笑いにしたときがあった。峻君を半ば強引に誘い、M-1に出た。
 主にカラオケ屋で練習をした。男二人が2時間取って、テレビもつけずに、机も端に置いている光景を見た店員は「こいつら、まさか…」と思っていたかもしれない。
 ネタはあっしはすべて書いた。オルタナティブな笑いをコンセプトにネタを書いた。お客をちょっと考えさせて、あ~なるほど で終わらせる。斬新だけど、絶対にウケルと思っていた。
 チュートリアルやブラマヨ、笑い飯などの漫才は特定の笑いパターンがある。それは認知の問題で、あっしが考えたネタも認知されれば、必殺技になれると信じていた。
  
 持ち時間は2分。
 いよいよ、あっし達の出番だ。
 
 「はい、ど~も。ハンドアです。始まりましたね。」
    (中略)
 「初心者と言えば、俺は恋愛初心者なんだよ。でも、デートプランは完璧なんだ。」

 「じゃ、やってみる?」
    (中略)
 「つか、なんで男同士なんだよ」
 「先に突っ込め!」


「ハハハハ」


ライトがやけに眩しくて、観客をまともに見れなかった。この2分間は人生の中で一番長いと思う。

予選は通らなかったけど、あっしは自分が表現したものに対して、反応が出たことに快感を覚えた。こんなことで人は笑ってくれるんだ。大爆笑までは行かなかったけど、確かに笑いが起きた。

2分間やり遂げたSHUN坊と硬い握手を交わした。緊張しまくったけど、楽しかった。
 
仙台の唯一のお笑い事務所の関係者に「本気でやってみる?」と誘われたが、「仙台でお笑いをやる気はありません」ときっぱりと断った。
 
それ以来お笑いコンビ「ハンドア」は封印しているが、峻くんが東京に来ると言うことで来年以降復活するかも?ネタはまだまだ残っているぞ(笑)

 それはともかく、念願の就職おめでとう! こっちに来たら、昔みたいに遊ぼうぜ!