またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

じいちゃんに似ている

2011-05-13 08:56:33 | 震災関係
書こうと思っていた内容が直前でストップがかってしまったので、
急遽違う話を書きます。


私のじいちゃんの話ですが、コヤマのじいちゃんは私が中学校2年生?のときに
亡くなったので、具体的に何かを話したという記憶はありません。
でもすごく可愛がっていてくれたという思い出はあります。

じいちゃんはものすごく酒飲みでした。
私は「大五郎」を見るとじいちゃんを思いだします。
私もめっちゃ酒飲みなのでその血が確実に受け継がれていて、
家族や親せきがいるところで飲むと、「新城の血」(じいちゃんが生まれたのが気仙沼の新城という地域)
だねと言われます。お酒が好きというのも似ていますが、そのほかに似ていると気づいた場面がありました。

それは【風呂上がりの背中】です。

よく一緒にお風呂に入っていたのですが、身体を拭くときにあまり背中を拭かなくて、
シャツを着ると背中についた水滴が背中に張り付いて、
なかなか着れないという光景を見ていました。
じいちゃんはいつも背中を拭かないんだなぁと幼心に覚えています。

そして数年後の昨日の風呂上がりに身体を拭いてシャツを着ようとした時に
「背中は拭いているのに
いつもくっついて着づらいよな」
って思った瞬間
じいちゃんのことがフラッシュバックしました。

あ、やっぱりじいちゃんの孫だ!

じいちゃんはちゃんと背中を拭いていたんだ。
でも、ちょっと拭きが甘いだけなんだ。

長年の謎が解けた。
そう思い、風呂上がりのビールをグビリと呑みました。