ママンが、
「お花が おみやげをくれましたよ」
「ほー」
「どう考えたらいいのかしら」
「進歩しているんだヨ」
「AIなのに」
「すばらしいじゃあ ないか」
「宇宙ヒル・宇宙ヘビ おとこの気を引こうとした いじらしいじゃあないか」
ロボットが、
「お花ねえさん きれいになったね」
「そうかしら」
「たしかにワタシがデザインした しかし それからは計算できないのだ」
グランパーの意見では、
「ヨーロッパの中世の終わりごろに ニコラス・クザーヌスという学者がいた 彼は
神が世界を作った
しかし 作ったシュンカン 世界から退いた
だから この世界を知りたかったら 神を知らなくてもいい
この世界の法則性を 知ればいい 研究すればいい
それは 時計職人と時計の関係に似ている
職人が時計を作ったが
作られたシュンカンから
時計は時計のメカニズムで動き始めた
もはや 職人とは関係がなくなったのだ・・・ 」
「AIも同じだろう」
「どうなるの」
「どうなるのかな」
「わからないんだ」
「だから おもしろい」
「・・・」
「それが 宇宙のフシギなんだろうね」
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