楽しみにしていた展覧会に行ってきました。
渋谷区立松濤美術館で開催中の須田悦弘さんの個展です。
例えばこの窓の外の作品。
このチューリップは吹き抜けの前に展示されていて、写真に収めると必ず吹き抜けが写るという配置。
渋谷区立松濤美術館で開催中の須田悦弘さんの個展です。
松濤美術館は建築家白井晟一さんの建築で、建物そのものが作品。
白井さんの建築と須田さんの木彫のコラボなんて行くしかないじゃないですか!
ちなみに須田さんは植物の木彫が有名な作家さんで、須田さんの作品はさりげなくひっそりと展示されるのが特徴。
例えばこの窓の外の作品。
真ん中あたりにある黄色い雑草は須田さんの木彫。
それ以外は本物の落ち葉です。
須田さんの作品は精巧すぎて、意識して探さないと見過ごしてしまうのです。
私も初めて作品を見たときはどれが作品か分かりませんでした…
今回の展覧会では入口で展示マップを渡されるので、それを手に探索すればだいたいの作品は見つけられます。
このように明らかに「花」という作品は見つけやすい。
でもびっくりするくらい主張してこないんですよ。
あくまでも基本はひっそり。
このチューリップは吹き抜けの前に展示されていて、写真に収めると必ず吹き抜けが写るという配置。
この建物だからこその見せ方ですね。
実際建物も味わい深くて素敵。
静かすぎてここが渋谷だということを忘れてしまいます。
後半に続きます。