八幡神は、日本で信仰される神です。
全国の武士から武運の神として信仰を集めます。
祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)。応神天皇と同一と考えられています。
日本三社の一つで、日本三大八幡宮の一社。
石清水八幡宮
いわしみずと読みます。
貞観元(859)年、大安寺の僧・行教が豊前国の宇佐八幡宮にこもり、
八幡大神託宣をうけ、八幡市の男山に御神霊を勧請(かんじょう:分霊)しました。
男山は都の裏鬼門(西南の方角)に位置し、
鬼門(東北の方角)に位置する比叡山延暦寺とともに
都の守護、国家鎮護の社として信仰を集めます。
一の鳥居をくぐり、頓宮をすぎると、右手に高良神社があります。
徒然草の第52段「仁和寺にある法師」に出てくる有名な場所です。
以下は現代訳です。
仁和寺のある法師が、年をとるまで石清水を拝んだことがなかったので、
それを残念に思ってある時、思い立って、ただひとり、徒歩で参詣した。
ところが彼は、極楽寺や高良(こうら)社などを拝んで、
これで願いがかなったと思い込んで帰ってしまった。
そして、仲間に向かって、
「長年思っていたことを、ようやく果たしました。評判以上に尊いお宮でした。
それにしても、あの時に、参拝の人たちが皆、山に登って行きましたが、
山の上に何事があったのか。
気にはなったけれど、神へ参るのが目的なのだと思って、
私は山の上までは見物しませんでした」と言ったそうだ。
少しのことにも、案内者は持ちたいものである。
見るからに・・・・普通、間違えんやろ?
ポリポリ(。;´Å`)9ウーン…
まぁ、現在の社殿は明治に再建されたものらしいですが、
法師が訪れた時は、もっと大きかったのかも?
さて、二の鳥居をくぐり、表参道を進みます。
実はこの時、上醍醐陵を訪れた1週間後。
ようやく筋肉痛から開放されつつあったので、
出来れば、ショートカットコースである「裏参道」を進むつもりでした。
(上醍醐陵に悲劇はこちらから→上醍醐陵・1・上醍醐陵・2・上醍醐陵・3)
しかし・・・・・・
土砂崩れで、閉鎖!!
仕方なく、表参道を進みます。
そこは・・・・・・
階段!!
この時、10月半ば。
汗が吹き出る!!
(;´д`)ゞ アチィー!!
なんとか、三の鳥居をくぐり、本殿へ。
朱色!!
この日は七五三のお参りにたくさんの方が来てました。
摂社・若宮殿社は女性の守護神。
特に厄年の女性を護ってくれるそうです。
実は見所満載の石清水八幡宮。
もちろん知ったのは、帰ってから!
─・゜・(ノ∀´゜)・゜・─!!
またの機会に訪れます!
(続編はこちらから→とある風景 再訪編・1 再訪編・2 再訪編・3)
一度、行ってみて
京都府八幡市 石清水八幡宮