墓の上に墓!-恵解山古墳-

2014-10-26 23:57:38 | 歴史あるトコ-京都

午前中、用事があり、動き始めたのは午後。

前の日にFBの同郷の友達から二条城で「アートアクアリウム」をやっていると聞き、

早速、二条城へ・・・・

 

しかし!

 

アートアクアリウムは午後5時から!!

 

残念ながら入城することもなく、駐車場600円のみを払い退散。

 

その後、前日に見つけた長岡京市の古墳へ移動。

 

 

 

本日(10/26)開園

 

史跡 恵解山古墳(いげのやまこふん)公園

 

5世紀ごろの築造された乙訓最大、

全長約130mの前方後円墳です!

 

 

開園イベントが行われていて、たくさんの人!

 

古墳巡りしていてこれだけの人に会うこと、なかなかない・・・

(観光地である明日香なんかは別として・・・)

 

 

大きな模型が展示され、きれいな形に復元されていました。

 

 

 

 

円筒埴輪が並べられ、葺石も復元されてる!

 

墳上にもたくさんの人!

 

 

頂上に着くと、多くの人が埋め込まれたパネルの前に。

 

前方部で大量の武器が出土。

 

これだけの武器・・・それも鉄製の武器を死者への副葬品にできるということは、

かなりの権力者の古墳ということです。

 

 

 

古墳の出土品は長岡京市埋蔵文化財センターで保管・展示されています。

 

またの機会に行ってみます。

 

 

 

しかし、残念なことが!

 

 

 

現代のお墓が後円部を占領してる!!

 

 

私の苦手な墓の上に墓!

 

だって近代的古墳は苦手なんです。

 

 

西側の造り出し部は、キレイな四角。

 

ここは葬礼の儀式を行った場所。

 

 

蓋型(きぬがさ)埴輪が似合う!!

 

 

 東側の造り出し部は不整形な形。

 

ここは水鳥型埴輪が出土。

神の使い・水鳥が死者のそばに佇むことで、

死者を神に近づけたのでしょうね。

 

 

ご夫婦が日陰でくつろいでました。

 

 

「古墳」と聞くと、歴史苦手!と拒否反応を示す方、

墓やん!って突っ込んでくる方、

まぁいろいろありますが・・・・

 

 

市民が自由に触れ合うことのできる古墳であってほしいですね。

 

 

 

 

さてさて、次の目的地に向かいます!


 

 

 

 

続編につづく・・・

 

 

 

 

一度、行ってみて

京都府長岡京市  史跡恵解山古墳公園



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うしまる)
2018-11-09 14:00:01
古墳の上に墓地を造っちゃうとは・・
これはいやはや、史跡の破壊行為ですなぁ
上のお墓の方々も落ち着かんでしょ
いや、もしかして賑やかになって古墳の主は
案外悪くない気がしてるかもしれませんが・・
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Unknown (ayaka-r)
2018-11-10 12:13:10
うしまるさん、コメントありがとうございました!

実は、結構あるんです。墓の上に墓!
もしくは墓の横に墓!
土地が埋葬するのに向いているんですかね。

墓守がいない古墳とかは、時代が進むと忘れ去られてしまい、活用されてしまいますからね。

被葬者の方も、ん?って感じかもしれないですね
返信する

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