希望の糸
なんと加賀恭一郎がでてきますーー
ええーー?と思ったけど、加賀さんが、メインではいけど、爪痕は残していく感じ😌
子供2人を地震でなくした夫婦がもう一度子供を作る
そうして生まれた萌奈は見たことも無い兄姉の代わりとして生きていく事を苦痛に感じ、また出生にも疑問を持っている。
萌奈の出生の秘密と、加賀の従弟松宮の父の謎が同時に進んでいく。
被害者が行っていた希望の糸の意味、家族とは……?を考えさせる東野圭吾らしい話。
展開としてはちょっと無理があるやろ……という設定もあるけど
それでも面白かったです。これもいつか映画になるのかなー?
蒼き山嶺
舞台は白馬鑓温泉から栂海新道。
大学の山岳部で一緒だった得丸、池谷、若林。
得丸は、元長野県警の山岳遭難救助隊員として勤務し、今は白馬村観光課の顧問をつとめ、たまに山岳ガイドの仕事を受けてる山に関わり続けたい男。
そこへ20年間山から離れていた公安一筋の池谷が
「久しぶりに白馬山頂にたちたかった」と真新しい登山装備で登ってくる。
山に登ってないから全く歩けない池谷のガイドとして得丸は雇われる。
もう1人の若林はアウトドアメーカに雇われる登山家になり8000メートル14座をめざしていたがK2で行方不明になっている。
その若林の妹が白馬鑓温泉でたまたま一緒になり物語はスタート。
夢を叶えた若林、なんとか山に関わりたい得丸、そしてあっさり公安に行った池谷……
何故池谷は白馬から栂海新道を抜けて日本海に抜けたいのか……ありそうでなかったストーリー展開でした。
調べると馳星周は登山をするそうです。
時折ホンマにそんなに見えるかいな……と思うところはありますが、昨年大荒れの白馬山頂を歩いたのでなんとなく想像して読みました。
昨年は天候が悪くて断念したけど白馬から朝日岳行ってみたいし、いつか栂海新道を歩いてみたいと思いつつ読みました。