冬には、せっかく切符が取れたのに雪で運行停止に会い涙をのんだから、今回はリベンジ成功。前回は帰路の切符だったので急に飛行機のチケットを取るために焦ったという経緯があった。しかも、空港までの列車にトラブルがあって、なんと、待ってもらった飛行機に飛び乗るような危うさだったという。
今回もやはりハプニングがあった。彼が富良野でいる間はよく晴れて、写真を撮ることも出来たのに、列車フラノラベンダーエクスプレスに乗るなり、にわかにかき曇り激しい雷雨となり、札幌から新千歳空港までの列車は運行停止という事態になってしまった。
結局、その日に帰ることは絶望的となり、札幌にもう一泊することとなってしまった。しかし、そんなハプニングの度に、聞こえない彼は多くの処世術を学んでいて、すんなり事が収まるよりも、良かったのではないかと私には思えたりする。
急遽、航空チケットの解約を聞こえる方にお願いをして手続きをしてもらったり、ホテルを飛び込んでいって取ることなども、どうってことなくできるようになっている。こういうことが障害を乗り越えることだと思うから。
会社を一日休まなければならなくなって、上司への連絡をとってくれと頼んできたけれど、親が上司の方とお話しをするなんて、普通はそんなチャンスがないのだけれど、今回上司の方の「それで彼は大丈夫、元気なのですね。」という温かいお気遣いの言葉を聞くことが出来て、そのようなひとことで、彼の会社での居場所を垣間見ることができホッとしたりもした。
もちろん、彼はその休んだ分の仕事を、残業、残業でこなすこととなり、理解はしても甘くはないという現実をたっぷり味わったのだけれど・・、ラベンダーは今も豊かに香っている。
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