
初めて、自分の名前のクレジットカードを、それもひとりでネットで手続きをして作った!自分に自信のない私には勇気の要ることなのだ。
息子に奇麗なカードだとほめて貰った。どうでも良いことかも知れないけれど・・。
そのカードを使って、自分の判断でパソコン用の足温器とホットマットをネットで注文した。
びっくりは注文した翌日の朝に届いたこと。
そ、そ、そんなに急がなくても・・嬉しいけれど、すごく無駄をさせているのではないかという罪悪感もいくらか・・。ふかふかのホットマットの使用感はとても気に入ったのだけれど、気になることが発生した。
低温で放っておいたらコントローラーのランプが点滅になっていた。安全装置か・・とは思ったけれど、取扱説明書にその説明は無く「失敗をしたのかも・・」と不安になってしまった。
こういうことがあるから買い物は苦手。必要に迫られてしかたなしにやるけれど・・。
翌日会社に電話をいれて名前を名乗り、状況を説明して「大丈夫ですか」と尋ねた。調べてもわからない(取説にないからだろう)とのことで、後でかけ直してくださった結果、交換しますとのことだった。
しかし再び電話があって「同じ商品がないので二択から選んでください。」といことで「サイズの大きいもの」にするか、今の商品を「検査した後に返す」かだった。
変な選択だと思った。検査の確かさをこちらは確かめようもなく、その間不自由することになるのだからそんなの選べない。
「サイズが大きくなることで幾ら支払えばよいのですか」
「いいえ、こちらの都合によることなので追加料金はいりません」
ということで大きいサイズに落着したが、もし三度目の電話がかかってきたら「何でもいいからもう決着したいので、このままで良いです。」と言ってしまうだろうと思った。
でも・・そうしたら単なるクレーマーにされそうだと思い返し、それにやはり不明な部分があるのは不安が残り、安全な商品が欲しいのは事実だ。
こういう時の私の欠点、気短にならないで粘り強く話すことが必要だと思い直した。失敗記念に終わるのは悔しいから・・。
で、三度目の電話もなく今日荷物は無事に到着し、荷ほどきをして重大なことに気づいた。
大きいサイズではなく同サイズだった。あれ?だったけれど、なんということはない。間違ってサイズを小さく伝えていたのだ。もう少しで小さいサイズに変わってしまうとこだった。
やれやれ・・、これだから私は絶えず祈らずには居られない。こんな迂闊な自分を信用することなどできないので、主のお守りがすべてのことに必要なのだ。
同色が無くて変えたベージュが来たのだけれど、結果この方がしっくりした。それに、すっぽり入る足温器は絶好調で胸まで温かい。
初めてのおつかいならぬ、初めての「自分のカードでお買い物」は、ちょっと教えられ、ちょっとドキドキする経験を残して取りあえず一件落着となった。