石ころ

カラス




バッサッ大きな羽音がしたと思ったら、目の前のガードレールにカッツンと鉄がぶつかるような音をたててカラスが降り立った。2メートル足らずの距離で向き合ったとき「大きいなぁ!」と思った。

そのままじっと・・物言いたげに見ているので「何か知らせたいのか」と聞いて見た。しゃべれればさぞかし楽しかろうと・・。
しばらく向き合っていたけれど結局「カァ」と鳴くでもなく、くるりと回って飛んで行ってしまった。

あれはこの前のカラスかもしれない・・と後で気付いた。私の胸の辺りまで降りてきて、すぐ前をバッサバッサと大きな羽を広げてしばらく先導してくれたことがあった・・と言うか、普通は付いて行かないのかも知れないけれど。

神さまに命じられてエリヤを養ったカラスを知っているから、なんだか親しみを覚えるのだ。「肉は要らないからね」そんな言葉が口先まで・・。
主に在っては、カラスでも養ってくれるという気楽さを知った。まあ、今はお世話になることなどないとも知って居る。
旧約のエリヤとはちがって、聖霊の宮に何の不自由も無いのは当たり前なのだから・・。

「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。
そして、その川の水を飲まなければならない。わたしは烏(カラス)に、そこであなたを養うように命じた。」
幾羽かの烏が、朝になると彼のところにパンと肉とを運んで来、また、夕方になるとパンと肉とを運んで来た。彼はその川から水を飲んだ。(Ⅰ列王記17:3~4.6)


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コメント一覧

ムベ
ままちゃんさんコメントありがとうございます
エライジャと読むのですか。色々教えてくださって感謝します。マラキ書も開かせていただきました。此処には希望があります。

主が、エリヤを何度か助けて事を行わせておられる箇所に励まされます。
バアルの預言者を皆打つほどの勇敢さと、イゼベルを恐れて死を願う弱さに、主は直接関わって養われ(列王記19)ますね。

勇敢で忠実でありつつも、恐れたり気落ちしたりする普通の人でもあるエリヤ。主の直接的な守りや備え、またご計画を語って慰め、叱咤激励して寄り添ってくださることが、生き生き感じられて好きな箇所です。
ままちゃん
エリア
https://blog.goo.ne.jp/rell248/e/cca7f96a15c269b3ad7be64f54aff849
エリアは英語読みでは、エライジャといいますが、私は、エライジャについてがとても好きで、同じくマラキ書第4章5-6節も大好きです。特に6節の「彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる。これはわたしが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためである」には、いつも励まされることです。趣味以上で、系図探求(主に欧米)をしていますが、この聖文は、まさに系図を探求することをも示しています。この預言者エライジャの生きこしかたは、何故かとても心惹かれます。テイシュべ人の預言者エリア(Elijah the Tishbite)は、好きな預言者のひとりです。
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