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数日は座椅子にもたれて、手元レバーで少しずつ体勢を変える小刻みな睡眠でした。右肩剥離骨折(骨の先を少し)右胸の打撲、右大腿部の打ち身で足を動かす時は激痛でしたが、骨折はないので痛みさえがまんすれば歩くことはできました。ヘルメットが壊れたので頭も打ったと思いますがそれは触れると痛い程度でした。
今、やっと寝返りを打てるようになって、子供が初めて寝返り出来た日のことなどを思い出しました。ふふふ・・
長男と次男が交代で帰ってくれて、まとまった用事はしてもらうことができたので日常生活で行き詰まることもありませんでした。
病院の予約日には長男に付き添ってもらって、嫁さんがプレゼントしてくれた孫とお揃いのふわふわ、ほかほかジャケットを着て行きました。
実は、お気に入りのジャケットが事故でボロになってしまって・・惜しんでいたので嬉しかったのです。
一週間経っていたのでしっかり歩けると思っていのたですが、ときどきふらついて息子の手に支えられたりして、久しぶりの外出は不甲斐ないことでした。
それでも、診察室に入って「もう、歩いているのですね」と医師に言われた時、歩くこと自体当たり前ではなかったのだと気付いたのです。
「一週間後には通えるようになるから来なさい。」という意味の予約日だと解釈していたのですが・・、私はこう言うとんちんかんがよくあります。
もう家事は普通にできますがしゃがむことや正座ができなくて・・、それが結構面倒なこともあります。
不思議なことに気付きました。怪我の当時は「立ち上がれた」と自分をほめることができて、「腰を下ろせた」と喜んでいたのですが、良くなるに従ってちょっとしたことに不満が増えてくるのです。
今日は冬晴れに誘われて何時もの道を歩いてきました。
真っ青な空の下で山は錦の縫い取り模様、勢いのない足の下でも散り敷く枯れ葉はカサカサとなりました。
なんか・・纏わり付いていたものが透明な光の中で洗われて行くような解放感を味わいました。
助けてくださった方、お祈りしてくださった方、ご心配くださった方に心から感謝いたします。主の祝福がありますように。