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トルコ石色の空がスカッと一片の雲もなく広がっているから、子供の頃の遊びを思い出した。
自分の影をじっと見つめて、パッと空を見上げると空には大きな自分の姿が浮かぶ・・そんな遊びを、写真を撮っている息子に教えたけれど、ちょと面倒くさそうだった・・。
飛行機が、低く悠々と頭の上を過ぎて行く。赤と白の翼の色まで見えるほど低く、ブーンと低い音をたてながら去っていった。
山々のパッチワークのような紅葉は、すでに幾らか色あせて・・季節の移ろいを感じさせる。
春の山は緑色に燃えて、そのあまりの多彩さに圧倒されるけれど、秋には、深紅のような紅葉、キラキラと黄金色の鮮やかさが、徐々にセピア色に覆われて、それは侘び寂びの美しさへと変化して行くから、何でもない山の風景にも、秋には深い味わいがある。
なだらかな丘の上から見る雲のない空は、その青さの中に吸い込まれて行きそうで神秘的。
一羽のカラスは、黒い一点のシミのよう・・早々に飛び去った。
株さえ枯れた田圃には、背黒セキレイの夫婦がやって来て、こぼれた籾でも見つかったのか仲良くついばんでいる。
畑を通り過ぎるとき、主人が「それを持って帰れ」と叫んだ。
籠の中には春菊と椎茸、丸大根にターサイ。今夜は息子の注文によってカレー鍋。出来立て野菜いっぱいのカレー鍋。
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