大阪Lover

徒然日記

遂にキタ━━━(゜∀゜)━━━!!

2017-02-24 18:10:05 | Weblog
昨日、2017年2月23日付けで、JR東海は、iPhoneで東海道・山陽新幹線の予約が出来る「EX予約」の公式スマートフォンアプリのリリースを開始しました。

https://expy.jp/lp/app/

「EX予約」と言うのは、元々「おサイフケータイ」で採用されていたサービスで、ケータイで東海道・山陽新幹線の切符の予約・購入が出来、ケータイひとつで新幹線に乗車出来るというスグレモノなサービスです。
筆者はこのサービスを、ガラケーの時から、「mobile suica」アプリを通じて利用していました。
「mobile suica」アプリは元々、JR東日本の開発したアプリで、ガラケー及び一部のAndroid端末でしか利用出来ませんでした。おサイフケータイの根幹になっているFeliCaを利用するため、元々、FeliCa非搭載のiPhoneでは、利用出来なかったのです。しかしながら、昨年9月に発売になった、iPhone7/7+(日本版)にようやくのことでFeliCaが搭載され、更に10/25のOSアップデートにより、ApplePayが利用可能になり事実上そのFeliCa機能が使えるようになったのです。
ApplePayの日本での開始にあたり、AppleはJR東日本をパートナーに選び、いち早く「Suica」機能に対応しましたが、それでも東海道新幹線の予約には対応していませんでした。なぜならSuicaはあくまでJR東日本のサービスであり、ガラケーではお互いの厚意(?)により、「mobile suicaアプリ」からシームレスに「エクスプレス予約」の画面を呼び出せましたが、iPhone向けに作られたSuicaアプリではそうなっていなかったからです。勿論、JR東日本が運営する、東北、上越、北陸、秋田、山形新幹線の予約は出来るようになっています。(現在開通している北海道新幹線の新函館北斗までは買えるようになっています)

筆者は、このiPhone用「suicaアプリ」を改変して、ガラケーと同じようにsuicaアプリを通してエクスプレス予約に入れるものだと思っていたのですが、JR東海はわざわざ独自のアプリを作ってきました。
早速、AppStoreからDLして内容を見てみました。ガラケーで使っていたアプリのIDとパスワードを入力してログインをすると、昨年1年間貯めてきたグリーンプログラムポイントも引き継がれていました。勿論、新幹線の予約も東海道・山陽とも可能になっており(座席番号の指定まで出来る)、また、新大阪-東京間の料金を見る限り、割引額も同じ。つまりは今までのmobile suicaアプリから入っていたエクスプレス予約とほぼ変わらない仕様になっているようです。但し、利用できない機能もあるようです。機能の比較は以下の通り。

<利用出来る機能>
・新規予約(時刻指定・列車指定)
・予約確認
・予約変更・払い戻し
・グリーンプログラムポイント残高照会
・エクスプレス予約からのお知らせ表示
・新幹線運行状況
・指紋認証(Touch ID)によるログイン

この中ではやはり、最後の機能が目玉でしょうか。勿論、Touch ID搭載のiOS搭載機限定になるのですが、セキュリティが格段に向上したのは間違いのないところです。
一方で、

<利用できない機能>
・会員登録
・「いつも使う列車」機能(設定・予約)
・予約条件の設定
・グリーンプログラムポイント利用履歴
・パスワードの変更
・お客様情報の変更
・利用履歴・領収書の発行
・夜間受付サービス
※「いつも使う列車」機能は、ウェブ版の予約サイトで設定済みでも、アプリからは利用できない。

これら「利用出来ない機能」については、ウェブ版の予約サイトから利用するしかないようです。ただ、筆者はいずれも特に必要ない機能ばかり。「いつも使う列車」機能も、ガラケーの時には使ってなかったし、パスワードの変更も指紋認証でログインするので、必要ないでしょうし、必要であるとしてもウェブサイトからで十分だと思います。
(「いつも使う列車」機能については、いずれ、アプリのアップデートで対応するのかもしれませんが)

直近で新幹線を利用する予定がないので、最終決済のところまでは見れてないのですが、概ね不満な点はないと筆者は感じました。
今では飛行機もLCC含めスマホで予約しているし(LCCの中でJetstarやPeachについては、搭乗の際はチェックイン機での発券<印刷>が必要)、搭乗の際もJAL/ANA/Solaseed Air/Air DoならiPhoneでチケットレスで乗れてしまいます(JALはタッチ&ゴー、ANA/Solaseed/Air DoはSkipサービス)。これで、新幹線(九州、北海道を除く)もiPhoneで予約から乗れるところまでカバー出来ることになり、益々今使っているガラケーの出番が減ることになります。あとは、楽天Edyが早いとこiPhoneに対応してくれれば…
※筆者は今でもガラケーとiPhoneの2台持ちなのですが、ガラケーを使い続ける理由のひとつが、今回取り上げたエクスプレス予約をiPhoneで利用できなかったこと、もうひとつが楽天EdyをiPhoneで利用できなかったこと、なのです。nanacoやwaonも今のところiPhoneで利用出来ないのですが、それぞれ代替手段があります。しかしながら、Edyについては今のところ代替手段がない上に、筆者が今利用しているクリーニング屋が対応している電子マネーがEdyだからなのです。

但し、注意点が一点。
このEX予約サービスを利用出来るのは、①JR東海エクスプレスカード会員②J-WESTカード会員③ビューエクスプレス会員であり、「プラスEX会員」は利用できないようになっています。筆者の場合は、③のビューエクスプレス会員です。BicCamera Suicaカードをmobile suicaに登録しており、そこからJR東海のエクスプレス予約サービスに登録をして利用しています。
ひとつだけ残念なのは、JR東のSuicaアプリは、Apple Payでの支払いに対応してるのに、こっちはしてないみたいなんですよね〜。

ともあれ、早いとこ実際に利用してみて、ガラケー版との違いがあるのかないのか、使い勝手は良いのか悪いのかを検証してみたいですね。
このEX予約アプリを利用して、新幹線に乗る際は、やっぱiPhoneの先端(iPhoneは頭の方にFeliCaがある)を改札機にかざすのかなぁ~?まさか2次元バーコードではないよね?って、航空会社と違い、改札機にはバーコードリーダーはないから、やっぱFeliCaだろうな。


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