この時期にハスの花の写真をブログでよく見掛けたので、10年以上も前の朧気なる記憶を
もとにバラトン湖の西南端の天然温泉湖のヘーヴィーズ (Héviz) に浮かんでいたハスの花を
探しに行くことにした。
ハンガリーの市場でレンコンを見ることはないし、蓮根を知っている現地人にも会ったことが
ないので、ハス自体がここでは希少な植物のような気がする。 本当の出会えるのだろうか?
ヘーヴィーズ (Héviz) の温泉湖 Jul. 23 2019
上の写真が正(西)門、 下が南門から見た温泉の建物
建物の底に設けられた階段から湖の中に入る(いわば入浴 or 泳ぐ?)
湖水の温度は夏冬を通じて30℃前後で、夏は温く、冬は暖かい。 年中温泉客が多いのは
日本と同じ、水深が38mもあるので浮き輪は Must である。
花に囲まれた桃源郷のよう。
<ロケーション>
1.睡蓮(スイレン)の花であった!
ハスの花探しが第一目標であったが、葉の形態より、あのモネの描いた睡蓮であった。
残念でもあったが、スイレンの開花時期に巡り会えたので良しとしよう。
温泉湖の中に一つだけ見つけた白いスイレンの花(人が多いせいなのか?)
温水が絶え間なく湧いているので、それを流す川があり、そこには沢山の睡蓮の花が
群生していた。 向こうに見えるのが温泉の南門。
反対方向
川に群生している睡蓮の花はすべて青紫色であった。
2.寄り道(フォニョード Fonyód)
前回訪れた時(Oct. 15 & 20. 2018 ...投稿日はOct. 23)には、靄っていた為、綺麗に晴れ
上がった風景が撮れなかったので、そのリベンジの気持ちが含まれていた。
展望台から対岸の山々を望む光景....やっぱ、この風景はバラトン南岸では随一かなぁ~
Jul. 23 2019
北の方向を眺める
銀河鉄道の星野鉄郎の帽子を彷彿させるバダチョニ (Badacsony) 山、 437m。
3.旅の途中に拾った草花たち
● ムクゲの花
● 可憐な野草(どちらも名前がはっきりしない)
ヤバズソウではないだろうか?(図鑑によると)....そよ風に揺れてピントが外れた。
ナガバハエドクソウではあかろうか?
● ノウゼンカズラ
● 紫陽花 ....白いシンプルな紫陽花が温泉湖敷地内にまだ残っていたことにポッコリ。
● ペチュニア
● よく見掛ける花なのに名前が判らない(またまた図鑑を見ると、アゲラタムかな?)
これにて「バラトンそぞろ歩き(20)ハスの花をもとめて」は、お終いです。
本ブログへのご訪問、ありがとうございました。
「ハンガリーでのんびり」 http://motsukahu.web.fc2.com