4月下旬~5月上旬は、1年で最も草木の成長が早い時期ではなかろうか。
ハンガリーで人気のある鳥リゴ (Rigo)もその愛くるしい鳴き声で春を謳歌しているようだ。
Apr. 24 2018 @Vilagos
リゴは日本ではツグミ(黒ウタ鳥)と呼ばれている。
1.菜の花 (Rape blossoms)
草花の中に佇むと草萌えで最も息苦しさを感じるのが菜の花畑であろう。
花ことば ; 「快活な愛」「競争」「小さな幸せ」「活発」「元気いっぱい」等
Apr. 27 2017 @Vilagos
Apr. 15 2007 @Belhida
2.八重桜 (Double cherry blossoms)
八重桜は種類ではなく、桜の咲き方のことを表わし、ソメイヨシノのような桜は一重咲きと
云われ花弁は5枚であるが、一方、八重桜は6枚以上の花弁を付ける八重咲きの桜の総称。
別名をボタン桜とも呼ばれている。
花ことば ; 「しとやか」「豊かな教養」「善良な教養」
Apr. 20 2018 @Vilagos
3.芝桜 (Moss phlox)
ハナシノブ科の多年草で、一度植えると毎年、どんどん増えていく。
花ことば ; 「合意」「一致」「臆病なこころ」
Apr. 24 2018 @Vilagos
Apr. 19 2018
これはムラサキナズナ属の芝桜である。
4.チューリップ (Tulip)
云わずと知れたユリ科のチューリップ属で花が咲き終わると、翌年の為に地中に球根が残る。
球根が何等かの原因で位置が動くことが多々あり、思ってもいない所に美しい花が咲く。
花ことば ; 赤い色は「愛の告白」、黄色は「望みのない恋」「名声」、
白色は「失われた愛」、ピンク色は「愛の芽生え」「誠実な愛」
Apr. 09 2018 @Vilagos
Apr. 19 2018 @Vilagos
May. 03 2008 @Vilagos
5.ライラック (Lilac, フランス語ではリラ)
紫と白の花を咲かせ、辺りに甘い香りを漂わせ、ハンガリーではオルガノと呼ばれ親しまれ、
ここバラトンでも野生も含め、庭の中の造園として非常に多く見られる。 色が各々、微妙に
違うのは興味深い。
花ことば ; 「友情」「謙虚」 紫の色「初恋」、白色の花「無邪気」
Apr. 22 2018 @Vilagos
Apr. 23 2018 @Kenese
6.西洋ニワトコ/サンブカス (Sambucus nigra)
ハンガリー語ではボッザ (Bodza)と呼ばれ、野原に非常に多く見られる。花は香りが良く
風味の良い実は薬用として様々に利用されており、花を煎じて砂糖をいれたジュースは
昔から子供達に人気のある庶民の飲み物であった。
花ことば ; 「熱狂」「熱心」「熱中」「哀しみ」
Apr. 22 2018 @Vilagos
7.ブダペスト・ベルケニィ (Budai berkeye)/Sorbus semiincisa)
英名も日本語名も判らないが、春には綺麗な黄色い花を、秋には赤い実をつけ、庭の中など
に良く見られる常緑広葉樹である。 艶のある緑色のノコギリ状の葉が特徴。
Apr. 19 2018 @Vilagos
これにて「バラトンの草花を賞でる(春ー4)は、お終いです。
「ハンガリーでのんびり」 http://motsukahu.web.fc2.com