電車(ディーゼル気動車)は、終点ケストヘイ (Keszthely) 駅に到着。
ケストヘイは人口約21,000人でバラトン湖の最西端に位置する第二の街であるが、駅は
小さく物足りない。 それは街の中心から少し離れているという理由もあるだろう。
駅構内 駅前(隣はバスターミナル)
駅出口から線路を渡り湖畔に出ると、湖水浴場、サッカーグランド、フェリー発着広場は市民の憩いの場である。
広場からフェリー発着所を望む。
Helikon Hotel 10月末日にも、まだ行列のできるアイスクリームショップ
中央広場へは駅より徒歩約20分。 1390年頃に建立された大聖堂(ローマカトリック教会)
教会の詳細はホームページ「バラトン遍路の旅」をご覧ください。 巻末にリンクあり。
祭壇周りの壁画は、14世紀にイタリアから迎えた絵師達による作品(必見の価値あり、ハンガリーで最大級)
中央広場から伸びるコシュート通りは、歩行者天国でフェシュテティッチ宮殿に続く。
フェシュテティッチ宮殿;1745年に Festetics Kristóf が作った大宮殿、内部にある図書館(9万冊の蔵書)も見もの。
週末にはウェディングのスナップも多く見られる。 花嫁と宮殿は実に良く映える。
ハンガリーの名所、“ヘーヴィーズの温泉湖” がケストヘイの郊外にある。 (水深40m、湧き出し温度40℃)
最後にバラトン・セントジュルジ (Balaton-szentgyörgy) 駅まで足を延ばし、バラトン湖北回りの旅を終える。
これで、「バラトンの車窓から」(12)ケストヘイ後半は、お終いです。