ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

新規騎手と別れ

2024-11-24 15:39:15 | コラム
SNSにも投稿した内容ですが、こちらでも。

20日、地全協より騎手免許試験の新規合格者が発表されました。ばんえい競馬は3名。午後には報道向け記者会見が行われました。
大友栄人調教師の長男で、3代目の騎手となる大友一馬さん、宮城県出身、競馬ファンで林騎手のレースからばんえいにはまった菅原響希さん、馬房掃除アルバイトから厩務員となり、騎手を目指して夢を叶えた帯広出身の中原蓮さんと三者三様。今後少しずつ魅力を紹介していきたいと思います。
免許交付は12月1日で、騎乗は交付後の開催からとなるので18回開催の12月7日以降。その前には勝負服のお披露目もあるようです。全員が、憧れやお世話になった方への思いを受け継いだ勝負服となるようで、とても楽しみです。
ここ数年騎手も調教師も試験は難関となっているようで、最初の一歩を祝福したいです!!

そして小野木隆幸騎手、9月に怪我負傷のため乗り代わっていましたが、結局引退となりました。この時期の引退のしらせがいくつかあるのは、騎手免許を更新しない、ということになるのかと思います。
何度か書いていますがキタノキセキの担当厩務員ということもあり、気にかけていた騎手でした。世界で数人しかいない、ばんえいの騎手だったという経験をもとに今後の人生を豊かに過ごしてほしいと思います。いままでお疲れ様でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

blogへの回帰

2024-11-22 20:21:47 | コラム
最近blog書いてるの気付いてましたかー!?!?

回帰したいと思いながらもう数年が経過しているのだけど、実行に向けて独り言をまとめる。
時間を有効に使いたいし、こうみえて体力のない私は極力SNSを減らしたい。書くのは一つだけにしたい。

今使っているのは
twitter(X)
instagram(i)
blog(b) これ ほぼ休業
note(n) 休業

一時期インスタをやめようと思ったけど、インスタのみを見ているファンがいることに気づき、それはやめた。

長く書き込むことは嫌いではない。むしろそれしかない。
Xでいくつも投稿をつなげていたが、その作業はすごくめんどくさい。
結果、ブログか今風ならnoteかな、と。SNSは誘導のみにするか…
でも、blogは写真をたくさん載せられない。以前blogは写真の容量が上限まで達したため移動せざるを得なくなった。
写真あまり載せないかな…写真だけSNSとか。

X、i→説明は少なく写真のみ
b→書き込む
n→ツールを変えようかとも思ったけど、迷走がすぎるのでとりあえずはblogを続けよう

一旦これでいこうと思ったのだけど、普段レースを見ながら、説明が必要な写真ってあるなぁ、blogよりは軽く紹介できるX、iがいいのかな、と思ったりしてまた悩み…。
でも結局は「SNSはうんざりだ」と思うことも多々ある。
離れたいな、というのが正直なところだ。

「ばんえいを知ってもらいたい」という思いからblog、SNSを始め20年になる。
それから書くことが仕事になったけど、ファンとしてばんえいを応援したい、という気持ちは20年前と変わらない。それは自信をもって言える。

今ではだいぶばんえいについて知られるようになったし、
発信する人も増えてきたので(まだまだまだまだ足りないけど)、
「ばんえいを知ってほしい」という役割に固執することはない。

まだ少ないのは「現地のことを伝える」こと。
現地に来ているファンって、多分全国のファンの想像より少なくて、発信している人は数える程度。
となると、それはblogでいいのか、まだ考えている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちくだい馬フォーラム2024

2024-10-14 21:28:17 | コラム
12日は念願のちくだい馬フォーラムへ行ってきました。

この週は通常、草ばん馬で道南に行っているから行きたくても見られない。今年はナナカマド賞があってばん馬に行けないので、やっと行ける!

帯広畜産大には馬術部のほかに、馬事普及を目的としたうまぶと、障害者馬術を行うClip Clopという馬関係のサークルがあります。
コロナで行けない間に、マウンテンランプ付きの馬場など新しい施設ができていてすごい!
3サークルによる手作りグッズもいろいろ売っていました。
馬の骨格標本もありました。


6月に新設された馬術部の厩舎も見学させていただきました。
以前の厩舎は昭和18年築で趣があり、映画銀の匙でも使われました。これはこれでいいなぁ…と思いますが、新厩舎の馬房は1頭あたりが広くなり、掘られていないので掃除がしやすい、自動で水が溜まるなどかなり便利になったそうです。
今後は覆い馬場もできるそうで、さらなる活躍を期待しています💪

畜大馬術部の馬術ショーでは、アルフレードとヤマニンバルーシュ、ウマ男?が登場しました!
アルフレードは各種大会で活躍中!俺様な性格らしい。
バルーシュは終わってから埒沿いに歩いて見ている客にご挨拶!
ウマ君頑張りました!

入口で行っていた、二足歩行のウマ2人?が引くおもてなし馬車も見たかった……

後半は場所を移動して講演会。覚書もかねて

JRA日高育成牧場副場長 大村一氏
「サラブレッドのパワーは何馬力?」
細かい研究結果から導かれた結果、15馬力と。運動学についての興味深い所見を解説いただきました。

「九州の日本在来馬について」
獣医/乗馬インストラクター 吉原知子氏
対州馬、トカラ馬、ホースセラピーについて研究されていて、久しぶりに北海道和種馬以外の在来馬の話を聞きました。「使うために増やす」に変えていきたい、と。

「体外受精による在来馬の生産技術確立に向けて -帯広畜産大学による先端技術研究の紹介~」
帯広畜産大 南保泰雄教授
南保先生はここ最近の畜大の馬にかかわるプログラムや体外受精についての話でした。畜大の馬授業いいなぁ〜。卵子への顕微授精の動画は見ながら緊張したよ!

ばんえいが帯広の単独開催となったころの畜大は、馬の研究室が少なく(素晴らしい先生はたくさんいますが)、畜大なのに……とそこだけが残念だった。
2013年度から「ちくだい馬プロジェクト」がスタートし、ここまで発展!
ばん馬たちも畜大に大いに助けられていて本当にありがたい存在です。





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第30回馬の絵作品展

2024-10-12 09:20:31 | コラム
大好きな、馬の絵作品展を見に鹿追町民ホールに行ってきました。
応募された小中学生の全作品がある。子どもたちの描く絵は本当に楽しい。


ここ数年は、独創的で、メルヘンチックな作品が増えたように思う。型にはまらず、想像力や新しい情報を組み込まれていて面白い。
また、以前は「先生が提出に積極的」な学校に偏っていた印象だったが、学校名、地域も幅広くなった。美術を学ぶ生徒が積極的に挑戦しているのかな、と思う。
とはいえ、数がずば抜けているのは栗東の小中学校。帯広も出してくれたらなぁ…と思う。
中学生は、苫前と初山別の生徒たちの表現力が素晴らしい。それは自身の作品でも馬がよく登場する梅原賢伸先生が指導しているからだろうが、どうやってここまで描けるように教えているのか…すごい…
相馬、今治、甲賀と馬の祭りがある地域からもちらほら。

栗東からはゼッケンを付けた競馬もあれば、乗馬(自分が日々乗っているのがわかる絵)も。海外競馬も増えてきたのが時代だなぁ。そして、なんと栗東市の小5がばんえいを書いてくれた!!ばんえいのレースは2作品あって、もう一つも札幌の小5。道新帯広支社長賞でした(笑)
音更の子は、帯広競馬場を列車や車と並べて描いていて、地下競馬場なのかな…想像力が豊かでおもしろい!
中標津の子が瓜幕のたかこを描くなど、場所に限らず好きな馬を描いている。北海道への憧れや、開拓をあらわした馬(トラクターとの対比、ゴールデンカムイぽい)も。そしてオリンピック馬術も3件!
馬を描くときにネックになるのがモデルなのだろうけど、北海道に関してはその場所も増えてきていると絵から感じる。
 
各地にいろいろな馬がいて、いろいろな馬とのかかわり方があることを子どもたちの絵が教えてくれる。幸せそうな馬の表情にうれしくなる。たまに、心の中のすごい光を感じる作品があって、ドキドキする。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読み物サイトのまとめについて

2024-08-27 08:51:09 | コラム
前のブログで、ばんえいの読み物サイトをまとめてみました。

ここでも書いたけど、最近情報があふれすぎ。
宣伝、広告ではなくて、ある一定の精度を持った媒体から、情報を拾っていく手助けになればと思う。

きっかけは、以前「読み物が少ない」というSNSの書き込みを見たから。
競馬媒体の取り上げは、他地区の地方競馬に比べてそこまで少ない気もしないと思っているが、そう思われていないのだな、と。
サラブレッドの場合は馬産地などは中央、地方交えての話もできることを考えると、比較的にばんえいは書いてもらっているほうだと思う。
実際私も結構あちこちで書いているので、寂しいなぁという思いもあり…
最近では自分で記事についてSNSで発信しても、見落とされることが増えている。

実際記者、ライターが少ないのはある。
「また取材したい」と思われる場であってほしいし、土台を作りたいのだけど…その話は置いておき。
書き手、撮り手は多いほどその文化の幅が広がる。
ここで大事なのは第三者としての目線。
外部からばんえいを書く人が増えないと、内輪で終わってしまう。
私一人変わった人がいるのではなく、多くの一般目線と競馬社会が融合してうまく競馬の良さがファンに伝れば、と思う。

noteやブログからでいいので、ばんえいについて書く人が増えてほしい。
私もホームページやブログで書いていて、今仕事をしている。
というかそれなりに書ける人はすぐスカウトされると思います…人いないので…

なんだか話が変わって、また「書く人増えてください内容」になってしまった…

ということもあって、Xのばんえい競馬NEWSも復活しようかなと…
体調を考慮してSNSは控えたいので、いつまで続くかわからないですが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする