これは大分前に知人にいただいたものである。
だが、あえてここでは紹介してこなかった気もする。
なので、取り上げてみる。
もらったのがもう大分前なので、中身はもう忘れてしまったが、ラベルを見ると「米煎餅」とある。
思うに、昭和時代に一世を風靡したこういうキャラって、本当に根強い。
アトムなんて、手塚先生が作品を発表して、もうどれぐらいたつだろう。
調べてみたところ、初めてアトムが登場したのは1951年らしい。
となると、アトムというキャラが発表されてから、かれこれもう60年以上経過してることになる。
アトムがもし人間なら、もう還暦を迎えている。
テレビ放送や月刊誌連載などで大ブレイクしていたのは1960年代なので、そのブレイク時からも50年前後経過してることになる。
なのに今でも、こうしてキャラクターグッズが発売され続けている。
考えてみれば、すごい寿命だ。
昭和の時代に生まれたキャラで、今もこうしてキャラクターとして現役なキャラは、アトム以外にも多い。
現役というのは、今もキャラクター商品が作られたり、リメークされたりしてるという意味で、これを書いている。
リメークというのは、CMも含まれる。
鉄人28号、ドラえもん、サザエさん、サイボーグ009、宇宙戦艦ヤマト、巨人の星、あしたのジョー、ゲゲゲの鬼太郎、カムイ、ウルトラマン、仮面ライダー、その他。
平成の世に生まれたキャラで、今後何十年も現役で居続けられるキャラは、どれぐらいいるだろう。
今ブレイクしているキャラで、例えば50年後もキャラクター商品が作られ続けたり、リメークを繰り返されたり、CMに起用されるキャラって、どれぐらいいるのだろう。
もちろん、アトムたちが活躍していた昭和の時代と、今の平成の世の中では、子供たちの娯楽の選択の幅の広さが違うし、キャラを取り巻く状況や環境も違う。
だが、そういうのを差し引いても、何十年という時間の経過に打ち勝つのは容易ではないし、むしろ至難の業だろう。
実際、ピーク期を過ぎたら消えていったキャラは多いのだから。
時の経過に勝った強さを持つキャラに対抗するのは・・・中々難しいのではないだろうか。
つくづく、こういったキャラたちは、日本の文化の一部になって定着しているのだなあ・・・と思う。
ある意味、日本の歴史の一部にすらなってしまっているのかもしれない。
ここまできたら、今後よっぽど世の中の状況が変わらない限り、これらのキャラが完全に消え去ることは考えにくい。
鳥獣戯画などのように、今後もいつまでも残っていくのではないだろうか。
ちなみに「アトム」というのは、アメリカではスラングで「おなら」の意味があるとか。
アトムの缶づめ・・・・で、おならの缶づめを連想しないでほしい(笑)。
缶づめのフタを開けたら、ムア~~ッと匂いが出てきたら・・・・ うっぷ!
工場で、缶の中に何十人(何百人??)もの男女職員がおならを入れてる光景を想像してみてほしい。
・・・・え?
くだらなすぎて、そんなの想像したくない?
ごもっとも・・・。
・・・あれ?
なんで、この日記、こんな締めくくりになってしまったんだろう。
くだらない日記でスイマセン。