私のかつてのHP「時代屋小歌」の音楽面での記事を復刻するブログ「時代屋小歌(音楽編)」の方で、このほど自作曲「置き手紙」の歌詞を復刻しました。
http://blog.livedoor.jp/syunka16-mymusic/archives/5119332.html
リンク先のページでもコメントで触れてますが、この曲が完成したのは大学卒業の頃。
とはいえ、曲の出だしを書き始めたのは、大学入学時。
大学に入学した時、その数年後の卒業の時期を想像して、大学を卒業する頃にはこんな心境になるのかな・・・などと思いながら、曲の出だしを書き始めました。
ですが、その時は、最初の2コーラス分しか歌詞が浮かばず、その後放置。
で、実際に大学卒業の時期が来て、放置してあったこの曲の歌詞にあらためて向き合った時、続きの歌詞が一気に浮かびました。
やはり、リアルタイムの感覚は、大きいですね。
で、メロディもあっけなくつき、一気に完成した・・・と思います。
都合、曲の完成に4年の歳月がかかったことになりますが、実のところは、途中で放置されていただけです。
ともあれ無事に完成した時期が時期だっただけに、大学入学から卒業までの月日が頭に浮かび、過ぎ去った学生時代への思いを馳せた曲になりました。
卒業した学校、つきあった友人たち,そして学生街・・などなど、様々な「自分の学生時代」に欠かせなかったものに対して捧げた曲・・・・そんな感じです。
曲調としては、もろにフォークという感じの曲です。
この曲は、私が覚えている限り、正式には2回ほど人前で披露したことがありますが、そのうち1回は普通のライブハウスでの時代屋のライブで。その時は思い切りルーズにやりました。けだるい感じで。
で、もう1回は、何十年ぶりかで学生時代の仲間が集まった同窓会的なライブで。
その時は、ちょっとしゃれた感じでやろうとしたのですが、どうもうまくいかなかった(笑)。
やはり、完成した時期のバージョンのイメージが、作者としては大きすぎたのかもしれません。
長い学生生活が終わった時、「これからはもう自由になる時間は限られるんだろうな」という思いや、親しく付き合った友人たちとの別れ、そして新たに乗り出すことになる社会人への道への不安や期待など、色んな思いが頭をよぎりました。
どちらかというと、寂しさのほうが大きかったことを覚えています。
中には、卒業以来一度も会えていない人もいますし、中にはすでに他界した人もいます。
そんな人のことを思い出すと、やはり学生時代というのは、宝物のような日々だったのだなあと思います。
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