先日、成美堂出版の「宇宙」という本を読み終えた。
こういう本を読むのは、久しぶりだった。
子供の時は、天文にはそれなりに興味があったし、宇宙関係の本は何冊も読んだもんだった。
ただ、本格的な本であればあるほど、その内容はだんだん難しくなっていき、途中で投げ出すことは多かった。
この本も、途中から難しくなっていった。
内容が太陽系の星に関する記事は非常に興味深かったし、楽しかった。
だが、テーマが「太陽系」でなく「宇宙」という範囲である以上、我々の住む地球がある銀河以外の銀河にも話は及ぶ。
そうなると、距離の問題もでてきて、その距離の問題は時間にも関係してくる。
それは、人間というちっぽけな寿命の存在でクリアできる時間ではない。
相手は何百万年光年も遠くにある銀河だったりするからだ。
距離と時間が出てくると、そこに相対性理論などもでてくるし、そのほかの説や理論や概念や専門用語もどんどん出てくる。
そうなると、がぜん難しくなってくる。
それはこの本でも同じだった。
でも、最後までなんとか読み終えることができたのは、この本の紙質、色彩、図解の多さのおかげだ。
割と本格的な内容であるし、途中から難解にもなるけど、読んでて「見て楽しい」本にもなっている。
だから、宇宙に興味がある人なら、割と最後まで読めるのではないだろうか。
それにしても・・・
宇宙の広さは、普通の人間で理解できる単位ではないね。
だって、何百万光年の彼方・・・といわれても、その距離はイマイチ現実感がないのだ。
光は1秒に地球を7回り半もできるスピードを持つ。
これだけでも、相当な速さだ。
その光を持ってしても、どこかの銀河に行くには何百万年もかかったりする。
それほどの途方も無い距離なのだ。
将来の宇宙旅行というものを想像したことがある人は多いだろう。
漫画やアニメに夢中になったことがある人なら、なおさら。
だが、この本を読んでると、宇宙旅行をするためには・・・それがどんな目的であるかにもよるが、「距離と所要時間」というものをクリアしない限り、宇宙旅行は無理な気がする。
もちろん、地球の周りを回ったり、月などに行くくらいなら可能かもしれない。
だが、太陽系の遠方の星・・・木星、土星、海王星が目的となると、そうはいかない。
空で見分けやすいオリオン星座や、我々の銀河系に距離的に近い(笑)といわれてるアンドロメダ星雲を目指すとなると、もはや通常の運航では無理だ。
漫画やアニメでおなじみの概念「ワープ」という方法でもないかぎり、生きてる人間の旅行者がよその銀河に旅行するのは不可能だ。
つまり・・3次元でのやり方では・・無理だろう。
時間というものを克服しないと。
何百万光年などという距離は、人間の寿命でなんとかできる数字ではない。
冷凍睡眠という概念がSF小説などに登場することもあるが、実際に冷凍した人間を蘇生できるかどうかは今のところ疑問。
サイボーグにしても、生身の臓器の一部が残されたタイプのサイボーグ(たとえば009など)は無理。
生身の臓器がそんなにもつわけがない。
となると、生身の人間の脳にある記憶、性格などをメカニカルな人工頭脳に入力し、それを埋め込んだロボットしか可能性はないのではないか。
少なくても生身の人間が、よその銀河に旅行するのは、無理だ。
せいぜい100年前後の寿命でしかない人間。
100年くらいじゃ、何百万光年には程遠い。
ロボットの場合、そのエネルギー源をどうするかという問題もある。
恒星のない空間を飛ぶことも考えれば、ソーラーなどでは限界もあるのでは。
ロケットの運航を自動操縦にし、惰性で運航。
パイロットであるロボットは、目的地に近づくまでは動力オフで、エネルギーを温存・・とか?
でも、それだと、打ち上げた時代の人間は、その探査結果を知ることはできない。
となると、やはり、時間というものを克服しない限り、無理だ。
となると、・・ワープを現実のものとするしかないような気がする。
今の段階では、荒唐無稽な手法ではあるが。
こういう本を読むのは、久しぶりだった。
子供の時は、天文にはそれなりに興味があったし、宇宙関係の本は何冊も読んだもんだった。
ただ、本格的な本であればあるほど、その内容はだんだん難しくなっていき、途中で投げ出すことは多かった。
この本も、途中から難しくなっていった。
内容が太陽系の星に関する記事は非常に興味深かったし、楽しかった。
だが、テーマが「太陽系」でなく「宇宙」という範囲である以上、我々の住む地球がある銀河以外の銀河にも話は及ぶ。
そうなると、距離の問題もでてきて、その距離の問題は時間にも関係してくる。
それは、人間というちっぽけな寿命の存在でクリアできる時間ではない。
相手は何百万年光年も遠くにある銀河だったりするからだ。
距離と時間が出てくると、そこに相対性理論などもでてくるし、そのほかの説や理論や概念や専門用語もどんどん出てくる。
そうなると、がぜん難しくなってくる。
それはこの本でも同じだった。
でも、最後までなんとか読み終えることができたのは、この本の紙質、色彩、図解の多さのおかげだ。
割と本格的な内容であるし、途中から難解にもなるけど、読んでて「見て楽しい」本にもなっている。
だから、宇宙に興味がある人なら、割と最後まで読めるのではないだろうか。
それにしても・・・
宇宙の広さは、普通の人間で理解できる単位ではないね。
だって、何百万光年の彼方・・・といわれても、その距離はイマイチ現実感がないのだ。
光は1秒に地球を7回り半もできるスピードを持つ。
これだけでも、相当な速さだ。
その光を持ってしても、どこかの銀河に行くには何百万年もかかったりする。
それほどの途方も無い距離なのだ。
将来の宇宙旅行というものを想像したことがある人は多いだろう。
漫画やアニメに夢中になったことがある人なら、なおさら。
だが、この本を読んでると、宇宙旅行をするためには・・・それがどんな目的であるかにもよるが、「距離と所要時間」というものをクリアしない限り、宇宙旅行は無理な気がする。
もちろん、地球の周りを回ったり、月などに行くくらいなら可能かもしれない。
だが、太陽系の遠方の星・・・木星、土星、海王星が目的となると、そうはいかない。
空で見分けやすいオリオン星座や、我々の銀河系に距離的に近い(笑)といわれてるアンドロメダ星雲を目指すとなると、もはや通常の運航では無理だ。
漫画やアニメでおなじみの概念「ワープ」という方法でもないかぎり、生きてる人間の旅行者がよその銀河に旅行するのは不可能だ。
つまり・・3次元でのやり方では・・無理だろう。
時間というものを克服しないと。
何百万光年などという距離は、人間の寿命でなんとかできる数字ではない。
冷凍睡眠という概念がSF小説などに登場することもあるが、実際に冷凍した人間を蘇生できるかどうかは今のところ疑問。
サイボーグにしても、生身の臓器の一部が残されたタイプのサイボーグ(たとえば009など)は無理。
生身の臓器がそんなにもつわけがない。
となると、生身の人間の脳にある記憶、性格などをメカニカルな人工頭脳に入力し、それを埋め込んだロボットしか可能性はないのではないか。
少なくても生身の人間が、よその銀河に旅行するのは、無理だ。
せいぜい100年前後の寿命でしかない人間。
100年くらいじゃ、何百万光年には程遠い。
ロボットの場合、そのエネルギー源をどうするかという問題もある。
恒星のない空間を飛ぶことも考えれば、ソーラーなどでは限界もあるのでは。
ロケットの運航を自動操縦にし、惰性で運航。
パイロットであるロボットは、目的地に近づくまでは動力オフで、エネルギーを温存・・とか?
でも、それだと、打ち上げた時代の人間は、その探査結果を知ることはできない。
となると、やはり、時間というものを克服しない限り、無理だ。
となると、・・ワープを現実のものとするしかないような気がする。
今の段階では、荒唐無稽な手法ではあるが。