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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ 13

2017年01月03日 | 音楽活動

 

私の中ではすっかりお馴染みになった自己満足企画「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」。

先月、2016年度最後の蔵出しをやってきた。このシリーズ(?)、その第13回目。

 

この日は、店内状況や時間に余裕があったので、一気に大量放出。1回終わってマイクを離れた後、その後ちょっとの休憩(?)の後に、もう1回ステージに行き、第2部も。

この企画で、こんなに蔵出ししたのは初めてだ。

今回歌ったのは計7曲。今回の7曲を入れて、埋もれた自作曲の蔵出しはは計45曲になった。

 

この日歌った「埋もれた自作曲」は、以下の通り。

 

第1部(?)

1、  三日月のオルゴール    作詞・作曲  だんぞう

2、  あけぼの街道宿場町    作詞・作曲  ヤングだんぞう

3、  山小屋の夜        作詞・作曲  ヤングだんぞう

4、  人生通り         作詞・作曲  ヤングだんぞう

 

第2部(?)

5、  今夜はどんな夢を見るだろう  作詞・作曲  だんぞう

6、  渚のトウヘンボク       作詞・作曲  だんぞう

7、  これからどうする   作詞・作曲  ヤングだんぞう

 

「三日月のオルゴール」は今から15~16年前に作った曲で、70年代のアイドル歌謡曲やニューミュージックみたいな路線で作ってみた曲。

ややメロドラマ風(?)なので、武骨な(?)私のキャラには合っていない曲なので、ずっと埋もれ続けてきた。

 

 

「あけぼの街道宿場町」は、高校2年の頃・・17歳ごろ・・に作った曲。

あけぼの街道というのは、架空の街道。でも、実際にあってもおかしくないような気もする。

「どフォーク」という感じの曲で、軽快でややコミカルなメロディラインを持っている。

ただ、歌詞の方は、さほどコミカルではない。かといって、深刻な曲でもない。けっこう覚えやすい曲のようで、高校時代に私の家に遊びに来た旧友に、一度だけ歌って聴かせたことがあったのだが、その後何十年たっても、その友人はこの曲を覚えていたので、私自身びっくりした覚えがある。十代の頃にたった1回聴かせただけなのに・・。

 

「山小屋の夜」は、18~19歳の頃に作った曲だったと思うので、名義はギリギリで「ヤングだんぞう」ということにした。確か、当時のCMソングの影響で作った曲だったと思う。一期一会の山小屋での出会いの光景を歌にしたもの。

 

 

「人生通り」は、15~16歳の頃に作った曲。高校1年の初めの頃だ。

ボブ・ディランからの影響直撃の曲。

当時かなり自分で気に入ってた曲だが、その後私はこの曲にトラウマが出来て封印してしまった。

というのは、当時、高校の時に生まれて初めて「音楽のライブ」に出演した時に歌った曲の一つがこれだったのだが、なにせ「生まれて初めてのライブ」だったので、半端なく緊張した。

そのライブでは何組もの出演者がいたのだが、他の出演者全員がうまく聴こえた中、自身は緊張のせいもあり、ボロボロだった。歌も演奏も何もかも。

そのライブでは、私の持ち時間の前半は弾き語りで歌い、後半は友人たちがベースやドラムで入ってきて私にバックをつけてくれた。その友人たちは、私にとっては「いい奴ら」だったが、ちょっと見では少し不良で、よくモテていた。

その友人たちのガールフレンドがライブの客席にいたのだが、当然その女の子たちの目当ては私ではなく、あくまでもバックの「友人」たち。

だが、あまりに私がステージで緊張しているのを見かねて、その女の子たちは私に「だんぞう君、頑張って!」と客席から声をかけてくれた。嬉しさもあったが、まるで同情されているようで、自身としてはふがいないやら、情けないやらで・・。

その時の「生まれて初めてのライブ」の前半の弾き語りコーナーで歌ったのは、この「人生通り」以外よく覚えていないのだが、もしかしたらディランの「くよくよするなよ」も歌ったかもしれない。ちなみに、ライブの後半、友人のバック演奏が入って歌った曲で覚えているのは、ディランの「ライクアローリングストーン」のみ。あとは覚えていない。

 

ともかく、あまりにボロボロだわ、他の出演者が全員すごく見えるわ・・で、いたたまれなくなり、その後よく覚えていない・・。出演者全員の出番が終わり、ライブが終了したとたん、私は夢遊病のように、そそくさと帰ってしまったような気もする・・。

そんなライブで歌った曲の一つがこの「人生通り」だったのだが、そのライブ以後、その後何年もライブというものには出たいとは思わなかった。

言わば、この曲は私にとってトラウマ曲の一つとなり、その後この曲を歌うことはずっとなかった。本来気に入ってた曲なのに、封印したのだ・・。「この曲はもう、こりごりだ」と思って・・。

生まれて初めてのライブで選曲した自作曲だった・・というだけでも、当時私がこの自作曲を気に入っていたことが自分でもわかる。

だがその後何十年も封印し続けた曲なので、これもまた事実上「埋もれ曲」になってしまった。

それを今回何十年ぶりかで、引っ張り出してみたわけだ。恐る恐る・・。

曲そのものは、前述の通りメロディも詞も初期のディランの影響を私なりにもろに受けた曲調だが、タイトルはどこか演歌っぽい響きがある。なので、タイトルは変更したいと思っているのだが、なにせずっと封印してきたので、まだタイトルは、高校1年の頃につけたままのタイトルであり続けている。

 

 

 

さて、この日の蔵出しの第2部。

「今夜はどんな夢を見るだろう」、これは2016年に作ったばかりの、一番最近の曲。

この曲の元々の原型は、高校時代にあった。だが、完成しないまま、ずっと放置。

最近、歌詞を今の自分に合った内容に全面的に書きなおし、今の自分が歌える内容の歌詞に変えた。なので、歌詞の内容は、原型とは全く違うものになった。メロディやコード進行や、曲の構成も全面的に作りなおした。いわば全面手術というか、解体の後に、構築し直し。

なので、これは新曲と言って差し支えない曲。

今後いずれ正式なライブで取り上げてゆく可能性もある曲で、今回の「蔵出し」は、「試運転」だ。

 

 

「渚のトウヘンボク」は、確か20代に作った軽快で能天気な曲。タイトルからも分かるかもしれないが、コミックソングであり、ナンセンスソング。

赤塚不二夫先生のギャグ漫画・ナンセンス漫画みたいなものを、曲で作ってみたいと思って作った曲。

 

 

「これからどうする」は、高校2年の頃に作った曲。この曲を作ってカセットテープに録音した高校2年の時以来、一度も歌ったことのなかった曲。

シンプルな3コードのロックンロールみたいな曲調で、たくさんの言葉を、まくしたてるように早口で歌う曲。なので滑舌が良い時じゃないと、うまく歌えない曲。、これまた私なりのディランの影響があった曲だったのだろうと自分では思う。

 

いやはや計7曲も歌ってしまうことになるとは・・。

なんか、掘り起こせば、埋もれ自作曲はいくらでも出てくる・・自分ではそんな感じがしている。

とにもかくにも、これで45曲。 

あとどれぐらい蔵出しすれば、気がすむのだろう(笑)。

 

 

 


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