時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

嘆きの着ぐるみ

2024年09月29日 | 日々の、あれこれ
ここんところ、やっと秋らしくなってきて、ひと安心。
今年の夏は、きびしすぎた。
しんどい思いをした人は多かったはず。
たとえば、着ぐるみの中に入ってた人は、どれくらいしんどかったろう。

夏の暑い気候の中でも、日本各地で着ぐるみは活動していた。
遊園地、テレビ番組内、屋外イベント、その他。

そんな着ぐるみを見てたら、つい思ってしまうことがあった。
それは、着ぐるみの中に入っている人はどんな状態だったのだろうということ。。
特にあの酷暑の中では。

おそらく着ぐるみの中は温室状態なのではないか。
しかも風にあたることもできないはず。
中で汗を拭いたりできるのだろうか。
いったい、着ぐるみの中は何度くらいなんだろう。
きっと着ぐるみの中は汗臭くなってるんだろうなあ。

着ぐるみを脱いだら、脱いだ着ぐるみはどう保管してるんだろう。
どこに置いてるんだろう。
着ぐるみの中に入る人には交代はあるのだろうか。
もし交代があるのだとしたら、前に入ってた人の汗で湿ってたりしないだろつか。
だとしたら、前に入ってた人の汗臭さが気になったり、臭かったりしないだろうか。
もしそうなら、入るのイヤじゃないだろうか。


とまあ、余計な御世話を考えてしまう。

それと、着ぐるみの活動の場所が多岐に渡る場合、当然汚れも目立つようになるはず。

子供たちが着ぐるみに近づいた時に、着ぐるみの汚れが目立ったり、へたしたら妙な匂いがあったら・・・そんな事態も想像してしまう。
そう考えると、着ぐるみにはメンテナンスも必須なのだと思う。



で、ちょっと調べたところ、着ぐるみ専門のクリーニング屋がちゃんとあることがわかった。
ただ、その数は少ないらしい。さすがに。
なにせ、着ぐるみは普通の洗濯物とはワケが違う。 
サイズ的にも、着ぐるみを入れられるクリーニング機なんてあるのだろうか、
相当大きくないと、着ぐるみなんて入れられないだろう。
あったとしたら、それは特注で作られたものだろうし、だとしたらそういうのはどこのクリーニング屋にもあるというものではないだろう。
だからこそ着ぐるみをクリーニングできる店は限られるのだろう。

それと、着ぐるみの内部をクリーニングするにはどうするんだろう。
場合によっては、着ぐるみ内部のパーツを取ったり付けたりしないといけない場合もあるだろう。
そうなると、着ぐるみ内のパーツの修理もできないといけなくなるだろう。そういうのに関する知識も必要だろうし。


着ぐるみのクリーニングができる店には、全国から依頼がくるらしいが、そりゃそうだろうね。
特殊技能のある店だから。
もしかしたら、仕事はたまっていたりするのかもしれない。


私は着ぐるみの中に入る仕事は、やったことがない。
だから猛暑の夏に着ぐるみに入ることの苦労はわからない。
でもそのしんとさは、なんとなく察したりはする。

なんでも、熱中症のリスクがあるので、特に夏場は同じ人が着ぐるみに入っている時間は業務上制限されてるらしい。

そりやそうだよね。

できれば、そのへんの苦労を、実際に着ぐるみの中に入る仕事をしてる人や、そういう仕事をやったことがある人から実体験として聞きたいくらいだ。


ともあれ、しんどすぎた2024年の夏。
温度が高すぎだだけでなく、酷暑日の多さも目立った。
そんな中で、着ぐるみの中に入る仕事をしていた人、ホントたいへんだったろうな・・。

ふと思ったのたが、冷房完備の着ぐるみなんてあるのかな?
いや、あるとは思えないのだが。
仮にあったとしたら、相当高額な着ぐるみになってしまうのだろうね。







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4 コメント

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Unknown (捨丸)
2024-10-05 14:05:04
数年前の夏、職場のキャラクターの着ぐるみに入った事があります。
ただ、活動は屋内だったので炎天下で太陽に炙られる事はありませんでした。
でも、屋内とはいえ活動する範囲は広く、とんでもない量の汗をかきました。なんでも他の地域の同じキャラクターの着ぐるみには送風機が付いているタイプもあるそうですが、少々風が入っても中にこもる熱気や湿気は避けられないでしょうね。

胴体部分には熱がこもるのはもちろんですが、一番の問題は頭部です。そう、自分の呼気が思い切り熱気と湿気となって襲ってくるのです。
暑いのと息苦しさで本当に大変でした。
しかも視界として確保しているのは着ぐるみの鼻の部分の直径10センチ程。鼻なので黒く塗られており、視界はすこぶる悪かったですね。一応安全のためにイヤモニ(聴く方だけ)を付けてましたが、歩行や簡単なアクションも本当に苦労しました。

なにしろ着ぐるみに寄ってくるのは小さい子供達なので、うっかり大きく動くと思わぬ事故につながりかねません。
イヤモニからは「後ろに子供!」とか「足元に子供、注意して!」という声がずっと聴こえてました。

15分の活動が5回、下手なサウナに入るより汗をかきましたね。その割に痩せはしませんでしたが(笑)

この夏もTVでテーマパークの着ぐるみさんを多く観ましたが、本当に頭が下がりますね。
返信する
Unknown (だんぞう)
2024-10-05 18:30:31
おお、捨丸さんは着ぐるみの中に入る仕事をこなしたことがあるのですね!
ならば、夏場の暑い時期に着ぐるみに入る苦労は実体験としてわかるのでしょうね。
さぞかししんどかったことでしょう。
部外者として、傍から見てても、大変だろうなと思いますもの。

送風機が入ってる着ぐるみもあるのですか。知らなかったです。
さすがに冷房までは難しいんでしようね。
冷房設備が着ぐるみ内にあったらあったで、今度は重量の問題も出てくるでしょうし。

自分の呼気が思い切り熱気と湿気となって襲ってくるのです←これって、リアルですなあ。
呼吸困難になりそう・・・。

夏場のふなっしーやミッキーマウスなどに入ってイベント仕事をこなしてるスタッフの方たちには、心からお疲れさまですと言いたいです。

イヤモニ?やはりそういうスタッフ同士の通信手段はあるんですね。
ある意味、命綱みたいなものかも。


サウナ?わかります。なんとなく想像できます。
汗が着ぐるみ内部の足元に水たまりのように溜まっていたりしそう。


やはり、思ったとおり、シンドいんだなあ。
そりゃそうですよねえ・・。
返信する
Unknown (捨丸)
2024-10-06 20:27:25
実は会社の着ぐるみに入る事になったのは、私が経験者だったからなのです。職場の同僚と呑みに行った時、その話をしてたのですが、それが総務に伝わってお声がかかったというわけでです。うん、口は災いの元ですね(笑)

高校生の時、地元の会社(えっと、袋物というか鞄とかバッグを取り扱う会社で、今もあります)のウサギのキャラクターの着ぐるみに入ってました。
このキャラクターはランドセルや学生向け鞄のためのもので、男の子と女の子の二匹(いや、二羽か)があり、私は女の子のウサギさんに入ってました(笑)
活動の舞台は、博多駅周辺と天神!
ランドセルや鞄のチラシ配るのはもちろんですが、なぜか男の子ウサギと手をつないでスキップや簡単なダンスなんていう恥ずかしい事もさせられました。
ちなみに男の子ウサギは私の友人でした。可愛いウサギさんの中身は、実はバリバリのヤンキーだったのです。
あ、私はごく普通のアイビー少年でしたよ。

あと着ぐるみではありませんが、某ヒーローショーの悪の組織の戦闘員もやった事がありますよ。
都内から千葉、埼玉なんかのスーパーの駐車場でヒーローにやられてました。着ぐるみではなく、ジャージみたいな素材の全身タイツなので動きやすかったですね。
ただ素材としては薄いので、打ち身で青タンはしょっちゅうでした。そして一番の恐怖は・・・
実はショーの時、観ている子供達の間を脅かしながら回るのですが、ほぼ毎回股間にパンチしてくるガキ、いや、お子様がいらっしゃるのですよ(泣)
とくにファールカップなんか付けてないので、もう悶絶しそうになる事もしばしばでした。
でも、どんなに痛くても悪の戦闘員は泣いてはいけないのです。イ〜〜ッ!!
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Unknown (だんぞう)
2024-10-06 22:00:57
捨丸さんは、案外、着ぐるみのベテランだったみたいですね。
着ぐるみ役者が着ぐるみ芝居の悲哀を綴った本とかがあったら面白そう。

ちなみに私の友人も若い頃にバイトでウルトラマンのイベントで着ぐるみに入ったことがあったそうです。
そしたら、子供たちから「やいウルトラ!スペシウム光線出してみろ」とか言われて困ったそうです。

着ぐるみにとって、一番の天敵は子供たちなのかもしれません。
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