時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ひやむぎの謎…    (?)

2014年08月21日 | 食べ物&飲み物

夏になるとよく食べてきた、ひやむぎ。

 

暑くてあまりお腹が減ってなくても、不思議とひやむぎとかそうめんだと、つるつる食べられる。

 

 

 

ひやむぎを食べてて、いつも少し気になっていたことがある。

 

それは

 

ひやむぎには、たまに色つきの麺があることだった。

 

そして、さらに疑問。

 

あの色つきの麺って、なんなのだろう。

 

なにか意味があるのだろうか。

 

・・・・ということだった。

 

色はピンクだったり緑だったりした。

 

大半の麺は白いのに、まれにそういう色つき麺が混ざっているため、けっこう目立つ。

 

色は違っても、味が違うわけではないし、感触が違うわけでもない。あくまでも、白い麺と同じ。

 

違うのは色がついているということだけ。

 

でも、子供の頃、親にひやむぎを作ってもらって、麺が大きめのザルに乗せられてテーブルに運ばれ、いざ食べようとする時に色つきの麺を見つけると、私は意味もなく色つき麺を優先的に選んで食べてしまったりした。

 

なんというか、色つきの麺は「当たり」の麺のように思えたからだ。

 

色がついているというだけで、なぜか得したような気がしたのだった。

 

「当たり」の麺が、他の麺より目立って分かりやすくなっていたので、「当たり」を見分けるのは簡単だった。

 

 

 

だが、それは決して「くじ」でもなんでもなかった。だから「当たり」も「ハズレ」もなかった。

 

 

 

ならば、なぜ、稀にああいう色つきの麺が混ざっていたのだろう。

 

 

 

そう思って調べてみたところ・・

 

 

 

どうやら、あの色つきの麺は・・・

 

メーカーとしては、単なる「いろどり」の意味合いでしかなかったようだ。

 

いわば、ちょっとした演出みたいな。

 

 

 

なんだ、そうだったのか。

 

・・というか、むしろ「やはり、そうだったのか」・・・と言い換えたほうが自分の心情に当てはまるかもしれない。

 

 

 

だとしたら、特に特別な意味はないし、味も違うわけでもないのも納得。

 

なにも無理して、色つきの麺を優先的に選んで食べても意味は無いのだ。

 

 

 

でも・・

 

確かに、白い麺の中に数本ああいう色つきの麺が混ざっていると、視覚的には映えるし、見た目的にも楽しいことは確か。

 

それ以上でもなければ、それ以下でもないのだ。

 

 

 

なんか、あの色つきの麺に特別な意味合いを感じて、我先に色つきの麺を選んでいた少年時代の自分が、しょ~もなく思えた(笑)。

 

 

 

でも

 

 

 

大人になった今でも

 

 

 

出てきたひやむぎの中に、色つきの麺が混ざっていると、ちょっと嬉しいし、楽しくも思う。

 

 

 

それだけで十分、あの麺は存在目的を果たしているのだ。

 

 

 

ひやむぎの演出家、それは、色つきの麺。

 

 

 

 

 

 

 

色つきのひやむぎ麺を見つけると、ついその麺を選んで食べたくなったりした方・・・いませんか?

 

 






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋の中に、海の家 | トップ | ちょっと東京脱出(嘆きの低... »
最新の画像もっと見る

食べ物&飲み物」カテゴリの最新記事