時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

自分の顔の変遷

2007年07月09日 | 懐かしい系、あれこれ
私は古いアルバムに、中学3年の頃に生徒手帳に貼ってた写真から、就職して数年たつまでのころに証明書に使ってた顔写真を同じページに保存してある。古い順、年代順に。

このため、アルバムのそのページを開くと、中学時代の顔から、就職して数年たつまでの顔の変遷が分かるようになっている。
当然段々オトナになっていってる・・・、というか、ハッキリ言って老けていっているのが分かる。

この移り変わりようが妙にオカシイ。

中学の頃の顔は、あどけない。でも、眠そう(笑)。
ヘアスタイルは森田健作。まあ、はっきり言ってモリケンを真似してたんだけどネ(笑)。

高校の頃の顔は、いいとこのボンボン風(笑)。もしくは当時流行りのフォークシンガー風。
クラスでは、マジメ君達と不良君達のグループの間を行ったり来たりしてた。

大学の頃の顔は、ロックミュージシャン気取りだったり、偽サーファーだったり。このあたりが実にオカシイ。
「当時の私は、一見サーファーだったんだなあ(波乗りはやったことがないけど)。」とか、「髪を肩の下あたりまで伸ばした、小汚いロックミュージシャンみたいに思われてたんだろうなあ」だの。この時代の写真の表情が一番ラフで、自然な顔をしてる感じ。

就職してからは、すましていたり、よそゆきの顔だったり。
言えるのは、確実に自分がオヤ~ジになっていくのが、段階をおうようによく分かるということだ。

今にして思えば、アルバムのこのぺージを、よくもまあ「自分の顔の変遷」ぺージにしておいたものだと思ってる。
なにしろ自分が老けてゆくのがよくわかるのだから。


人に見せるのは恥ずかしいけどね(笑)。

このページの顔の変遷は、今のところ30代半ばあたりで止まっている。
その後の写真は入れていない。
特に理由はないのだが、なんとなく・・・だ。
ますますオヤジになっていくのを見るのがイヤなのかなあ(笑)。


ともあれ、顔って変わるもんだね~。
毎日鏡などを見てると、自分の顔の変遷には気づかない。
ゆっくりゆっくり・・だから。
だが、時間の経過を飛ばした、こういう企画(?)ページだと、経過が飛ばされてる分だけ、その違いがくっきりする。


人間、生きてれば人生には色んなことがある。
色んな体験をすれば、それに即した感情が表れ、しかもそれは移り変わってゆく。
嬉しいことが続いた時代の表情、悲しみにくれた時代の表情、生き生きした表情、沈んだ表情、心が荒んだ時代の表情、得意な表情、希望にあふれてた時代の表情、挫折した時の表情、など、人は色んな表情を覚えてゆく。
で、その時代を切り取った「一瞬の顔の表情」にはそれが表れてる。

このページをごく少数の人に見せたことがあるが、「へ~、変わるもんだな。同一人物とは思えない」などと言われた。

自分で鏡ごしに見る自分の顔と、他人が見る自分の顔って微妙に違ったりする。
でも、こういう写真は、自分で鏡ごしに見る顔ではなく、他人が見た自分顔のほうに近いのではないだろうか。

だからこそ、その「違い」がオカシイ。



「顔」はその人の人生の履歴書だという。
果たして今の自分はどんな顔をしてるのだろうか?などと考えたりすることがある。

・・・え?
疲れきった、しょぼいオヤ~ジの表情だろうって?

なにもそんな・・正解をはっきり言わなくても(爆)。


さて、皆さん。

皆さんの、それぞれの時代の顔って、どんなでした?
今とはだいぶ違う顔をしていましたか?顔は変わりましたか?

永ちゃんだった人、坊主頭だった人、アフロだった男性もいるかもしれません。
聖子ちゃんだった人、ピンクレディだった人、そんな女性もいることでしょう。

私と同様に、証明書の顔写真を年代順に、アルバムの同じページにまとめてる人、いますか?
そうやっておくと、後で見ると、オカシイですぞ!

「目で見る、自分の顔の歴史」「顔で見る、自分の人生の歴史」とかなんとかオーバーな言い方をしたりして。


♪顔がすべてだなんて~ 言いませんよ~
 でも顔にゃ 時代が表れてますよ~~

チャンチャン。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大正テレビ寄席と牧伸二 | トップ | 「ぼくのなつやすみ3」 少... »
最新の画像もっと見る

懐かしい系、あれこれ」カテゴリの最新記事