時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

間違ったメッセージを送ってた

2020年12月15日 | 日々の、あれこれ

最近よく思うことがある。

こんなコロナ禍の中で、政治家は国民に間違ったメッセージを送っていたことになるのでは?という疑問。

決断の遅れが引き起こした状況が、今の状況であろう。

 

コロナ感染者が増え続けていたのにゴートゥーを一時的にでも停めないできた…ということは、一部の国民に「ゴートゥーを停めないんだから、まだ大丈夫」と受け止めさせることになっていたんじゃないかと。

それって、間違ったメッセージを送ってたことになりはしまいか。

 

国民の命を守るのも政治家の役割であるのに、政府の対応を見ていたら、意固地になっているようにも見えたことがあるから。

一部の政治家の意地で、国民をリスクにさらさないでほしかった。

頑固であることが良いか悪いかは、時と場合による。

 

病床を増やして対応するということは、それだけ医療関係者の負担を増やすこと。

それよりも、とりあえず感染者を減らすことのほうが大事だったのではないかい?

感染者が増えると、国民の間に不安も広がり、その不安感は政治家が重要視している経済活動を委縮させることになると思うが、そのへん政治家はどう考えていたんだろう。

不安があると、うかつにゴートゥにも行けないしね。

ビシッと感染者を減らす政策をとらないと、ゴートゥだってうまくいかない。

 

例えば私などは、ボトルを入れてある店があるのだが、ボトルを流さないためにもその店に行きたいのだが、このコロナ状況では、どうも行くのが憚られているしね・・。

 

どうしてもゴートゥを停めたくなかった理由があったなら、その理由を正直に説明する義務があったと思う。

じゃないと、ゴートゥーを一時的に停めなかったことへの批判が増えるだけだったと思う。

もしかして裏では、国民には明かせないダークなやりとりや取り引きや、あるいは政府内の政治家同士の間での力関係みたいなものがあって、停めなかったのだろうか・・・と、うがった推測をしたくもなってくる。

 

多くの人が言っているように、ゴートゥ政策そのものは私も悪くないと思う。

経済活性化のためにも。

だが、今の状況を考えると、早めに一時的に停めて、感染が減ったらまた再開すればよかっただけだと思うのだが。

これって、子供でもわかりそうなことだと思うのだが。

そちらのほうがその政策そのものも効果があると思うしね。

これって、政府としてはどうしてもやりたくなかったことなのだろうか。

そんなに嫌なことなだったのだろうか。

どうも、意固地になっていた理由が分からない。

 

何か圧力がないと変えられない・・・というのは、見ててあまり良いスタンスではないよ。

能動的にスパッとやってほしかった。

 

やっとゴートゥの一時停止が発表されたが、もっと早く決断してほしかった。

早い決断で、未然に防げたことはあっただろうに。

ゴートゥーにこだわりすぎたために、泥沼化してしまった部分は大きいのではないか。

遅くても「勝負の3週間」という言葉を使った時点で、ゴートゥーは一時的に停止をするべきだったと思う。

本当に勝負をするなら。

ゴートゥーを停めなかったことで、「まだ大丈夫」という間違ったメッセージを送る形になり、国民意識が勝負モードにあまりならなかったのでは。

 

結局、ゴートゥーにこだわり、国民は「勝負の3週間」に負けてしまった。

戦ったけど負けた人もいれば、戦いを気にせずに負けた不戦敗の人もいるだろう。

いずれにせよ、戦った人も、戦いに向きあわなかった人も、共通してるのは、「負けた」ということでは一緒。

大事なのは、自分達は「負けた」のだという自覚を持つことか。

そういう自覚を持たないと、またいずれ負けることになる。

 

そして現状では、負けたペナルティーが、年末年始の様々な自粛なのだろう。

 

 

 

人間、年齢を重ねると、決断力が落ちることもある。

そう考えると、決定権のある政治家に高齢者が多いのは考え物なのかな…という気にもなってくる。

まあ、若すぎる政治家が多過ぎるのも不安だけど。

 

ともあれ…

 

上策は、ことが悪化する前に、先手をうつことで、被害を減らすことだった。

中策は、ことが起こってから、速やかに対応すること。

下策は、ことが起きているのに、なかなか対応しないこと。

 

さて今の状況は、どれに当てはまる?

 

 

今の日本を江戸時代の身分制と言われる「士農工商」で例えると、商人が政治を動かしているように見えることがある。

侍が政治を動かしているわけではないことだけは、確かでは?

 

 

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「仮面の瞳」 歌詞を公開し... | トップ | ボーカロイドの曲と感情 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鮎川愛)
2020-12-21 11:19:37
コロナ感染が出現して以来、今に至るまでの状況は、全て「下策」です。

「中国国家主席が来日予定だから」「東京オリンピック開催するから」と、いつまでも国際線空港を閉鎖しなかったこと。

そして人の往来が激しい都会に対して戒厳令が徹底していないこと。

休業保障を充実させた上で、少なくとも半年は施行されるべきでしたね。
返信する
Unknown (だんぞう)
2020-12-21 13:26:03
まあ、どの国も苦労してますよね。
一時うまく対策してた国でも、この冬になっての感染の再拡大で困ってるように見えます。
アメリカの感染者数なんて、悲惨ですし…。

日本は、強いメッセージや強いコロナ政策ができず、なんか曖昧なコロナ対策をしてるから、なかなかおさまりません。

その姿勢が、国民の危機意識にも、それこそ「感染」してるかのようです。

さすがに半年コロナ対策し続けたら、経済が死滅しそうな気がするので、強い対策で短期集中で、抑えこんでいぅてほしいです。
返信する

コメントを投稿

日々の、あれこれ」カテゴリの最新記事