時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

拓郎さんで思いだした、あの女の子

2022年07月28日 | 懐かしい系、あれこれ

 

吉田拓郎さんのラストアルバムを無事に入手。

最近我が家のオーディオセットは調子が悪く、片方のスピーカーから音が突然出なくなったりしてるので、しばらくはCDは買ってなかった。

だが、いざとなったらPCで聴けばいいやと思って、最近2枚のアルバムを入手。

1枚は山下達郎さんの久々のニューアルバムで、もう1枚は吉田拓郎さんのラストアルバムだった。

どちらも私にとっては特別なミュージシャンであり、アルバムには特別な意味合いがあるので、やはり買わずにはいられなかった。

いてもたってもいられなくて。

どちらも初回限定盤があったので、せっかくだからそれを購入。

 

 

拓郎さんはこのアルバムで引退を宣言。

テレビでもその引退特番を見て、感慨深いものがあった。

そのテレビを見たり、アルバムを聴いたりして、拓郎さんの昔の雄姿を思いだしていたら、拓郎さんに関する色々な個人的な記憶も蘇ってきた。

なにせ長年聴いたり見たりしてきたので、拓郎さんにまつわる個人的な記憶も多い。

 

その記憶の中のひとつに、70年代に行われた「つま恋コンサート」にまつわる記憶もあった。

当時、実は私はそのコンサートに行くつもりで、あれこれ準備もしていた。

だが、様々な事情で結局行けず、くやしい思いをした。

収まりきらなかった私は、そのコンサートの様子を描いたドキュメント映画を劇場に見に行ったり、ラジオでコンサートの様子を聴いたり、コンサートの写真集を2種類買った覚えがある。

 

で、今回は、その「つま恋コンサート」の写真集に関する記憶を書く。

 

十代当時、私の面識のあった女の子のひとりがいて、その子と話す機会があった時、互いに拓郎さんのファンであることがわかった。

 

で、話は当時話題になっていた「つま恋コンサート」の話になった。

私はともかく行けなかったことが悔しくたまらない・・・という話をしたと思う。

するとその子は、なんと!そのコンサートに行ったという!

私としては羨ましいやら、くやしいやら。

 

私はそのくやしさをまぎらわずために、そのコンサートの映画を見に行ったことや、写真集を買ったことも話した。

すると!

「あたし、その写真集に出てるの!」と言うではないか。

「え??どういうこと?」と聞く私。ギャフンとしながら(笑)。

 

その写真集では、会場に来ていた様々な女の子たちが多数ピックアップされ、顔写真と名前が紹介されていた。顔写真は、皆それぞれひとりづつ撮られたソロ(?)写真だった。ページの隅っこに掲載されてた小さいサイズの写真だったけど。

で、その子は、その中のひとりとして、写真集に顔写真と名前が掲載されていたということになる。

その子にとっては、最高の記念品ではなかっただろうか。

 

最初信じられなかったのだが、それを言われて改めて「つま恋コンサート」の写真集を見てみたら・・

 

「あ・・! あ・・・!ほんとだ。ほんとに出てるわ・・・」

 

まさに、その子。

その子の十代の頃の姿が、そこにはしっかり残されていた。

ちなみにその写真集は私は一回紛失した。だが、後年その写真集がやや小さいサイズで復刻されたことがあった。

で、その復刻判を私は買い直した。

そこには、その子の十代の頃の写真がタイムカプセルのように残っていた。

拓郎さんがあのコンサートで最後に「人間なんて」を絶唱した時には、観客の中にいたのであろう、その子も。

 

 

その子とは、面識はあったが、その後特に特別な付き合いに発展した間柄ではなかった。

なのでそれ以来会っていない。

その子に関する情報もない。数年後に誰かと結婚して、地方で暮らしてるという情報だけは入ってきたが、それだけだ。

 

拓郎さんの引退番組として「ラブラブ愛してる」が放送された時、おそらくどこかでその子もその番組を見てるかもしれないなあ・・・などとふと思った。

もしもその子が今も健在ならば・・・の話だが。なにしろ、最後に話してから、もう何十年もの年月がたっている。

 

もう長い間忘れていた記憶。

でも拓郎さんの引退ということで、拓郎さんに関する色んな記憶を呼び戻していたら、そんな個人的な記憶も出てくることになった。

 

それだけ吉田拓郎さんは、私の人生にも色んな形で絡んでいたんだなあ・・・とも今更のように実感。

 

 

で、拓郎さんが引退し、あらためて今思うことがある。

その子も、拓郎さんも、これからも長く元気であってほしいな・・ということ。

あれだけ表舞台で輝いた拓郎さんは、今後一切表舞台に立たなくなって、急に一気に老けこまないでいかないか・・と心配。

数十年ぶりに思いだした「その子」に関しては、せめて今も健在であってほしいと思うばかり。

 

なお、トップ写真はその写真集とは関係ありません。

 


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2 コメント

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つま恋「炎の12時間」 (四代目桶屋金之助)
2022-07-29 11:31:30
書棚から復刻盤の写真集を探しました。
今、それを見ています。
どの子かな。
一人で写っている子。
二人で写っている子。

ステキな思い出があって羨ましいです。
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Unknown (だんぞう)
2022-07-29 19:15:04
はじめまして。時間の外に、ようこそ。

おお、その写真集をお持ちですか!
その本の中のどこかに、その子は今も写ってる…というか、若き日の姿が残されてます。

その本、今も確実に我が家に残ってますが、今現在その本はどこにしまってあるかわからなくなってます。
最後にその本を見た時の記憶では、確かひとりで写ってたような気もします。
曖昧な記憶ですみません。
そのうちまたその本が出てきたら、改めて見てみます。
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